高井正成 研究室
~化石から霊長類の進化史を探る~
霊長類の進化に関する研究を、古生物学的な観点からアプローチしています。すなわち「サルの化石」の研究です。1990年代は南米の漸新世〜中新世のサルの化石の発掘調査をしていたのですが、1998年から東南アジアのミャンマーでの始新世の地層の発掘調査を開始し、最近は中国、韓国、台湾、タイなどの東アジア南部の鮮新世後半〜更新世の霊長類化石と共産する動物相の解析を中心としたテーマで研究を進めています。化石標本は基本的に遊離歯や上下顎の破片が多いので、歯の形態を中心に研究しています。
研究室紹介は以下の本に出ています。
- 高井正成(2012)「下を向いて探そう」『日本のサル学のあした』中川尚史・友永雅己・山極寿一編、京都通信社、pp. 68-69.
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