中国南部の広西壮族自治区の更新世の洞窟堆積物
中国科学院古脊椎動物・古人類研究所(IVPP)の金昌柱教授や広西自然博物館の王ウェイ博士らが行っている広西壮族自治区の更新世の洞窟における発掘調査に参加し、霊長類を含む哺乳類化石の発見に努めています。すでに複数の霊長類を含む多くの哺乳類化石が見つかっており、ギガントピテクスGigantopithecus、オランウータンPongo、テナガザルHylobates、マカクMacaca、キンシコウRhinopithecus、ラングールTrachypithecusの化石を発見しています。更新世の中国南部がこれらの霊長類の進化の中心地であったことを示しています。
最近の論文
- Zhang, Y.-Q., Jin, C.-Z., Takai, M. (2010) A partial skeleton of Macaca (Mammalia, Primates) from the early Pleistocene Queque Cave site, Chongzuo, Guangxi, South China. Vetebrata PalAsiatica 48(3): 275-280.
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