拠点概要ABOUT

霊長類研究所は、霊長類の研究を行っている研究者、また霊長類の研究を希望する研究者を対象として、共同利用・共同研究の事業を実施しています。研究所が飼育しているサル、所有する試料や資料、設置している大型研究機器などを活用していただくための事業です。研究所の構内にある宿泊施設も利用できます。
共同利用・共同研究を希望する方は、所定の募集期間に所定の手順で応募をしてください。募集は、計画研究・一般研究・随時募集研究の3つの研究区分で行っています。計画研究・一般研究の2つの研究区分では、研究費(旅費および消耗品費)が支給されます。募集は毎年一回行います。随時募集研究は、年間を通して募集しています。毎年300名程度の研究者により、120件程度の共同利用・共同研究が行われています。

【共同利用研究員のご意見】

【共同利用研究会】

課題募集HOW TO APPLY

霊長類に関する共同利用・共同研究を以下の区分で募集します。

A:計画研究

霊長類学の先端的研究を推進するために、霊長類研究所内外の専門家がテーマを設けて募集する共同研究
令和3年度の研究テーマ

  • 霊長類の先端的遺伝子改変モデルを用いた神経ネットワークの構築と機能の解明
  • 霊長類資試料を用いた分子細胞研究
  • 霊長類のコミュニケーションをささえる認知および形態的特質についての総合研究

B:一般研究

霊長類研究所の総合的発展をめざし、応募者の自由な発想に基づき行われる共同研究

C:随時募集研究

本研究所の施設・設備を利用して、または資・試料(体液。臓器、骨、筋肉等、その他行動観察も含む)の提供を受けて行う共同研究

A・Bでは、共同研究に必要な研究費等を申請することができます。
Cは基本的にいつでも応募できますが、研究費等は配分されません。

令和2年度の共同利用・共同研究の実施例

R2-B24 房総半島のニホンザル交雑状況に関する保全遺伝学的研究
R2-B26 霊長類における出生前後の肩幅の成長様式
R2-B22 多雪がニホンザル個体群に及ぼす影響:冬期採食痕を個体数密度指数として
R2-B17 集団内の全個体同時追跡技術を利用した霊長類社会の研究
R2-C1 ナチョラピテクス化石研究の比較資料としての霊長類下腿骨調査
R2-B38 CTを用いたニホンザルの頭蓋底と眼窩を通過する血流、及び頭部静脈血還流路に関する研究
R2-B8 金華山の野生ニホンザルにおけるオニグルミ採食技術獲得過程の学習行動
R2-B52 The comparative biomechanics of the primate hand
R2-B10 マカカ属サルにおける扁桃体への皮質下視覚経路の神経解剖学的同定
研究期間
令和3年4月1日~令和4年3月31日
申請締切
令和3年1月15日

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共同利用宿泊施設ご案内ACCOMMODATION

宿泊を希望される方は、当研究所対応者に連絡のうえ、対応者を通じて研究助成掛にお申込ください。

住所
〒484-8506
愛知県犬山市官林41-2(霊長類研究所内)
TEL:(0568)63-0232/(0568)63-0085
受付
霊長類研究所 事務室
(受付時間・・・平日9:00~12:00・13:00~16:00)
客室
シングル14室、ツイン3室

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よくある質問FAQ

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