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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-24-AM05

ブラジル・国立アマゾン研究所における共同研究及び国際ワークショップへの参加・発表

報告者:森阪 匡通

期間:2012/10/21 - 2012/10/30

 ブラジルには多様な自然環境があり様々な野生動物が生息している。特に、世界最大の熱帯雨林があるアマゾン川流域には、ブラジルでも数少ない貴重な自然環境と野生動物が残されており、保全のための研究が求められている。本渡航は、ブラジル国立アマゾン研究所の協力を受け、熱帯での多様性研究、特にアマゾンでの野生動物研究を推進するために、アマゾン川における野生動物研究に関するフィールド視察を行うとともに、国立アマゾン研究所、インド科学大学院大学生態科学センター、マレーシア・サバ大学熱帯生物学保全研究所、京都大学霊長類研究所、京都大学野生動物研究センターが共催する、熱帯生物多様性保全のための国際ワークショップに参加し、研究発表を行う事を目的とした。

 国立アマゾン研究所において行われた国際ワークショップ「熱帯生物多様性保全」において、「御蔵島:野生のイルカを水中観察できる珍しい研究フィールド」と題し、酒井麻衣(京都大学野生動物研究センター)、小木万布(御蔵島観光協会)との共同発表として発表を行った。またアマゾン川に棲息するアマゾンカワイルカ、コビトイルカの2種の現地視察を行った。その後、Ecopark Lodge内の熱帯雨林観察施設と、霊長類(ウアカリ、ウーリーモンキー)観察施設の視察、およびAdolpho Ducke内に併設されているBotanical Gardenの視察を行った。期間中、同時に参加したMarta Cremer博士と共同研究の打ち合わせも行った。


アマゾンカワイルカ


コビトイルカ

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