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京都大学 霊長類研究所 年報 vol. 48
京都大学霊長類研究所年報のページvol. 48

京都大学霊長類研究所 年報

vol. 48 2017年度の活動

3. 学位取得者と論文題目

京都大学博士(理学)

Renata Andreia da Silva Mendonça(課程):Development of independence and behavior of wild immature East Bornean orangutans (Pongo pygmaeus morio), Danum Valley Conservation Area(ダナムバレイ保護区の東ボルネオオランウータン (Pongo pygmaeus morio) の未成熟個体における自立性と行動の発達)

柳興鎮(RYU, Heungjin)(課程):Mechanisms and socio-sexual functions of female sexual swelling, and male mating strategies in wild bonobos(野生ボノボのメスの性皮腫脹のメカニズムと社会的・性的機能とオスの交尾戦略)

Yena Kim(課程):The origin of prosociality and fairness : Perspectives from experiments with organgutans(向社会性と公平性の起源:オランウータンでの実験研究からの視点)

西栄美子(課程):旧世界ザルにおける甘味受容体機能の多様性

酒多穂波(課程):自発的運動開始に先行する脳活動

寺田佐恵子(課程):Habitat use of bonobos at Wamba, D.R.Congo:utilization of diverse vegetation including swampy and anthropogenic habitat(コンゴ民主共和国ワンバにおけるボノボの生息地利用:湿地及び人為利用地を含む多様な植生の活用)

Rafaela Sayuri Cicalise Takeshita(課程):Factors regulating steroid hormones in Japanese macaques and orangutans(ニホンザルとオランウータンにおけるステロイドホルモンの動態を調節する要因)

小谷真奈斗(論文):精神疾患治療薬の創製に向けたコモンマーモセットを対象としたバイオマーカー研究


京都大学修士(理学)

Gao Jie:チンパンジーによる身体知覚における倒立効果-同種他個体の身体の全体的処理に関する研究-

浅見真生:幾何学的形態解析によるマカク属遊離歯化石の種同定

糸井川壮大:キツネザル類における苦味受容体TAS2R16の機能多様性

岡村弘樹:野生ボノボにおける森林内の高さ利用の個体差の研究

川口ゆり:チンパンジーにおける赤ちゃんの認知:乳児の持つ報酬的作用と注意効果

河本悠吾:スマトラオランウータンにおける酸味受容体候補PKD1L3/PKD2L1の遺伝子解析および機能解析

黒木康太:マカクザルにおける精巣の生後発達を制御する遺伝子群の特定

黒木結花:ニホンザルを用いた逐次タッチ課題におけるタッチ順序の解析:自発的な系列パターン生成に関する考察

坂田良徳:コモンマーモセットにおける親から仔への利他的行動

高田裕生:脊髄損傷サルモデルにおける運動関連領野の神経可塑的変化の解明

柘植仁美:大脳皮質-基底核ループ回路への介入解析を目的としたマーモセットモデルの開発

峠明杜:同所的オナガザル属3種の昆虫食におけるニッチ幅とニッチ重複

中村泉:屋久島海岸域に生息するニホンザルの果実選択

櫨原慧:コモンマーモセットにおけるプレパルスインヒビション(PPI)測定系の開発


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