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京都大学 霊長類研究所 年報 vol. 48
京都大学霊長類研究所年報のページvol. 48

京都大学霊長類研究所 年報

vol. 48 2017年度の活動


思考言語分野

<研究概要>

チンパンジーの比較認知発達研究

友永雅己, 足立幾磨, 林美里, 服部裕子(国際共同先端研究センター), 松沢哲郎(高等研究院, 霊長類研究所兼任); 鈴木樹理, 宮部貴子, 前田典彦, 兼子明久, 山中淳史, 井上千聡, ゴドジャリ静(以上, 人類進化モデル研究センター); 高島友子, 市野悦子,平栗明実,村松明穂, Chloe Gonseth, Duncan Wilson, Morgane Allanic, Gao Jie, 川口ゆり, 瀧山拓哉; Sarah Koopman (U. Rochester), Sarah Kainz, Thibault Genissel(以上, インターン生); 平田聡、森村成樹、狩野文浩(以上, 熊本サンクチュアリ)

1群13個体のチンパンジーとヒトを対象として, 比較認知発達研究を総合的におこなった。認知機能の解析として, コンピュータ課題、アイトラッカーを用いた視線計測、対象操作課題など各種認知課題を継続しておこなった。 主として, 1個体のテスト場面で, 数系列学習, 色と文字の対応, 視線の認識, 顔の知覚, 身体の知覚, 赤ちゃん図式の知覚, 注意, パターン認識, 視覚探索, カテゴリー認識, 物理的事象の認識, 視聴覚統合, 情動認知, 運動知覚, 推論, 行動の同調・身振りコミュニケーションなどの研究をおこなった。 また, チンパンジー2個体を対象とし, チンパンジーの行動が他者に影響されるかどうかを社会的知性の観点から検討した。熊本サンクチュアリのチンパンジーとボノボを対象とした研究もおこなった。


飼育霊長類の環境エンリッチメント

友永雅己,林美里, 櫻庭陽子, 市野悦子, 打越万喜子, 綿貫宏史朗, 松沢哲郎; 鈴木樹理, 前田典彦, 山中淳史, 井上千聡, ゴドジャリ静, 橋本直子(以上, 人類進化モデル研究センター), 山梨裕美(野生動物研究センター)

動物福祉の立場から環境エンリッチメントに関する研究をおこなった。3次元構築物の導入や植樹の効果の評価, 認知実験がチンパンジーの行動に及ぼす影響の評価、新設した実験スペースを活用した認知エンリッチメント、毛髪等の試料を利用した長期的なストレスの評価、エンリッチメント用の遊具の導入、採食エンリッチメントなどの研究をおこなった。2015年に犬山第2大型ケージの本格稼働がはじまり、住空間の拡大が達成され、離合集散の生活が可能となった。


各種霊長類の認知発達

友永雅己, 川上文人, 櫻庭陽子, 市野悦子, 平栗明実,Chloe Gonseth, 打越万喜子, 綿貫宏史朗, 松沢哲郎; 多々良成紀, 山田信宏(以上, 高知県のいち動物公園), 安藤寿康(慶応大), 岸本健(聖心女子大), 竹下秀子(滋賀県立大学)

アジルテナガザルを対象に, 種々の認知能力とその発達について検討をおこなった。 さらに、高知県のいち動物公園において二卵性双生児のチンパンジー、および人工保育となった脳性まひのチンパンジー幼児の行動発達を縦断的に観察している。2014年にJMCに誕生したチンパンジーの子どもの行動発達の観察も継続した。


動物園のチンパンジーの知性の研究

櫻庭陽子, 市野悦子, 足立幾磨, 松沢哲郎

名古屋市の東山動物園のチンパンジー1群6個体を対象に,屋外運動場での社会行動を観察記録した。また, 「パンラボ」と名づけられたブースにおいて, 道具使用とコンピュータ課題の2つの側面から知性の研究をおこなった。後天的身体障害をもつチンパンジーの群れ復帰と行動変容についての研究をおこなった。


鯨類、ウマ、爬虫類、大型類人猿等の比較認知研究

友永雅己, 山本知里, Chloe Gonseth, 森阪匡通(東海大学), 中原史生(常磐大); 堂崎正弘, 栗田正徳, 森朋子, 日登弘(以上, 名古屋港水族館), 駒場昌幸(九十九島水族館), 柏木伸幸, 大塚美加(以上, かごしま水族館), 櫻井夏子(南知多ビーチランド), 樋口友香, 寺澤夏菜, 樋口徹(須磨海浜水族園), 熊崎清則(ホースマンかかみが原), Anna Wilkinson (U. Lincoln), Sarah Koopman (U. Rochester); Sarah Kainz, Thibault Genissel(以上, インターン生)

名古屋港水族館、九十九島水族館、かごしま水族館、南知多ビーチランド、須磨海浜水族園との共同研究として, 鯨類の認知研究を進めている。 とくに, イルカ類における視覚認知, サインの理解, 空間認知, 視覚的個体識別, 道具使用などを大型類人猿との比較研究として進めている。また、ウマを対象とした認知研究も進めている。さらに、日本モンキーセンターにおいてヤギとリクガメを対象とした比較認知研究も進めている。


野生大型類人猿、野生ウマ等の比較認知研究

林美里, 市野悦子, 金森朝子, 藤澤道子, Renata Mendonça, Morgane Allanic, Raquel Costa; 松沢哲郎, 山本真也, 川上文人(以上, 高等研究院); 幸島司郎, 平田聡, 森村成樹, Maegan Fitzgerald(以上, 野生動物研究センター), 久世濃子(国立科学博物館人類研究部), 山越言(ASAFAS), 大橋岳(中部大), Sinun Weide(ヤヤサンサバ財団), Hamid Ahmad Abdul(マレーシア・サバ大), Sabapathy Dharmalingam(オランウータン島財団), Daniel Baskaran(プラウバンディング財団), Mashhor Mansor(マレーシア科学大学), Gladys Kalema-Zikusoka (CTPH), Soumah Aly Gaspard (IREB), Sekou Moussa Keita (CERE), Noelin Raondry Rakotoarisoa (UNESCO-MAB), Carlos Pereira(ソルボンヌ大)

マレーシアのサバ州で野生オランウータンの生態と行動の調査をおこなった。マレー半島の飼育オランウータンを対象とした認知研究と, オランウータンを野生復帰させる試み、母子ペアの行動観察等をおこなっている。野生マウンテンゴリラの行動にエコツーリズムが与える影響について、東アフリカ・ウガンダのブウィンディ保護区における野外調査を開始した。西アフリカ・ギニア共和国のボッソウ周辺で、直接観察による認知行動研究とともにドローンやトラップカメラを用いた野生チンパンジーの調査と、「緑の回廊」と呼ぶ森林再生研究をおこなっている。近隣のニンバ山や隣国のリベリアを含む広域調査と保護区評価等もおこなっている。また、ポルトガルの野生ウマにおける行動生態研究を継続しており、トラップカメラ等を用いて同所的に生息する野生オオカミとの関係性等も明らかになってきた。


WISH大型ケージを用いた比較認知科学研究

友永雅己, 足立幾磨, 林美里, 松沢哲郎, 高島友子, 市野悦子, 平栗明実

2011年度にWISH事業で導入した比較認知科学大型実験ケージ設備(犬山第1)の運用を進めている。チンパンジーの飼育環境の中に実験装置を導入し、いつでもどこでも好きな時に実験に参加できる環境を構築し、数時系列課題や見本合わせ課題などを実施している。顔認証による個体識別システムを導入して、各個体の課題の進捗に応じた実験の実施が可能なシステムの構築を進めている。また、犬山第1に引き続き、犬山第2ケージの整備も進めた。


<研究業績>

原著論文

Altschul, D. M., Wallace, E. K., Sonnweber, R., Tomonaga, M., & Weiss, A. (2017). Chimpanzee intellect: Personality, performance and motivation with touchscreen tasks. Royal Society Open Science, 4, 170169. DOI: http://dx.doi.org/10.1098/rsos.170169

Bard, K. A., Maguire-Herring, V., Tomonaga, M., & Matsuzawa, T. (2017). The gesture 'Touch': Does meaning-making develop in chimpanzees’ use of a very flexible gesture? Animal Cognition, in press. doi: 10.1007/s10071-017-1136-0

Chen, T.*, Gao, J.*, Tan, J., Tao, R., Su, Y. (2017). Variation in gaze-following between two Asian colobine monkeys. Primates, 58(4), 525-534. DOI: https://doi.org/10.1007/s10329-017-0612-0 *shared-first author

Costa, R., Sousa, C., Llorente. 2018. Assessment of environmental enrichment for different primate species under low budget: a case study. Journal of Applied Animal Welfare, 1-15.

Gao, J., Su, Y., Tomonaga, M., & Matsuzawa, T. (2017). Learning the rules of the rock-paper-scissors game: Chimpanzees versus children Primates, 59(1), 7-17. DOI: 10.1007/s10329-017-0620-0

Gonseth, C., Kawakami, F., Ichino, E., & Tomomnaga, M. (2017). The higher the farther: Distance-specific referential signals in chimpanzees (Pan troglodytes). Biology Letters, 13, 20170398. DOI: 10.1098/rsbl.2017.0398

Hanya, G., Naito, S., Namioka, E., Ueda, Y., Santo, Y., Pastrana, J.A., He, T., Yan, X., Saito, M., Costa, R., Allanic, M., Honda, T., Kurihara, Y., Yumoto, T., Hayakawa, T. (2017). Morphometric and genetic determination of age class and sex for fecal pellets of sika deer (Cercus Nippon). Mammal Study, 42(4), 239-246.

Hayashi M, Kawakami F, Roslan R, Hapiszudin NM, Dharmalingam S (2018) Behavioral studies and veterinary management of orangutans at Bukit Merah Orang Utan Island, Perak, Malaysia. Primates, 59: 135-144. DOI: 10.1007/s10329-018-0650-2

Hayashi M, Matsuzawa T (2017) Mother-infant interactions in captive and wild chimpanzees. Infant Behavior and Development, 48: 20-29. DOI: 10.1016/j.infbeh.2016.11.008

#Imura, T., Kawakami, F., Shirai, N., & Tomonaga, M. (2017). Perception of the average size of multiple objects in chimpanzees (Pan troglodytes). Proceedings of the Royal Society Series B, 284, 20170564. DOI: http://dx.doi.org/10.1098/rspb.2017.0564

Ringhofer, M., Inoue, S., Mendonça, R. S., Pereira, C., Matsuzawa, T., Hirata, S., Yamamoto S. (2017) Comparison of the social systems of primates and feral horses: data from a newly established horse research site on Serra D’Arga, northern Portugal. Primates, 58, 479-484. DOI: 10.1007/s10329-017-0614-y

#Sakai, T., Mikami, A., Suzuki, J., Miyabe-Nishiwaki, T., Matsui, M., Tomomnaga, M., Hamada, Y., Matsuzawa, T., Okano, H., & Oishi, K. (2017). Developmental trajectory of the corpus callosum from infancy to the juvenile stage: comparative MRI between chimpanzees and humans. PLoS One, 12, e0179624. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0179624

#Tatsumoto, S., Go, Y., Fukuta, K., Noguchi, H., Hayakawa, T., Tomonaga, M., Hirai, H., Matsuzawa, T., Agata, K., & Fujiyama, A. (2017). Direct estimation of de novo mutation rates in a chimpanzee parent-offspring trio by ultra-deep whole genome sequencing. Scientific Reports, 7, 13561. doi:10.1038/s41598-017-13919-7

Wilson, D. A., & Tomonaga, M. (2018). Visual discrimination of primate species based on faces in chimpanzees. Primates, in press. doi: 10.1007/s10329-018-0649-8


著書

友永雅己 (2017). 大型類人猿の言語(ヒト以外の動物での言語獲得②).岩立志津夫・小椋たみ子(編)、よくわかる言語発達(改訂新版)(pp.90-91)、ミネルヴァ書房.


その他の執筆

足立幾磨 (2018) 霊長類学者,宇宙と出会う. 科学, 88, 234-235.

高潔・友永雅己・松沢哲郎(翻訳:川口ゆり)(2017). チンパンジーとヒトのじゃんけんの学習(ちびっこチンパンジーと仲間たち(第183回)). 科学, 87, 244-245.

林美里 (2017) チンパンジー研究者、母になる―ヒトの生後三歳六カ月から四歳までの発達.発達, 150: 100–107.

林美里 (2017) オランウータンがくらす島 (大型類人猿探訪 第5回). モンキー, 2: 8–9.

林美里 (2017) 霊長類における愛着研究. 精神療法, 43: 66–68.

林美里 (2017) チンパンジーの「死」 (大型類人猿探訪 第6回). モンキー, 2: 32–33.

林美里 (2017) チンパンジー研究者、母になる―ヒトの生後四歳から四歳六カ月までの発達.発達, 152: 93–100.

林美里 (2017) ボノボをたずねて三千里 (大型類人猿探訪 第7回). モンキー, 2: 56–57.

林美里 (2018) 親子のなりたち:前編 (大型類人猿探訪 第8回). モンキー, 2: 80–81.

林美里・熊﨑清則・松沢哲郎・友永雅己(2017). プチの最期(ちびっこチンパンジーと仲間たち(第187回)). 科学, 87,640-641.

伊村知子・友永雅己(2017). チンパンジーは,平均の大きさがわかるか?(ちびっこチンパンジーと仲間たち(第191回)). 科学, 87, 1002-1003.

Kim, K., Choe, J., Jeong, G., Kim, D., & Tomonaga, M. (2018). Chimpanzees but not orangutans display aversive reactions toward their partner receiving a superior reward. bioRxiv, 274803. doi:10.1101/274803

松井大・友永雅己(2017). この人をたずねて:友永雅己氏.心理学ワールド、79号、p.34-35.

三浦麻子・友永雅己(2017). 来た、見た、買った─馬の中にウマを見出す.心理学ワールド、77号、p.40.

友永雅己(2017). 霊長類研究所50周年 ─過去、現在、そして未来─(ちびっこチンパンジーと仲間たち(第188回)). 科学, 87, 722-723.

友永雅己(2017). チンパンジーから探るヒトのこころの進化.関西実験動物研究会会報,39号, 37-41.

友永雅己(2017). 巻頭言. モンキー, 2, p.25.

友永雅己(2017). SAGA-これまでの20年、これからの20年-. モンキー, 2, p.64-65.

Tomonaga, M. (2018). Inverted face with upright body: Evidence for face inversion effect in Japanese macaques (Macaca fuscata) under the preferential looking procedure. bioRxiv, 266676. doi: 10.1101/266676

Tomonaga, M. (2018). Familiarity and face-inversion effect in Japanese macaques (Macaca fuscata) during the preferential looking task. bioRxiv, 267716. doi: 10.1101/267716

綿貫宏史朗(2017)日本でくらす類人猿. モンキー,2巻1号,p20-21

綿貫宏史朗(監修・執筆)(2017)ナショナル ジオグラフィック 別冊7 100 年後も見たい 動物園で会える絶滅危惧動物(日経ナショナルジオグラフィック社. 2017 年10 月16 日発行)

Yu, L., & Tomonaga, M. (2018). Effect of visual cues in addition to moderate auditory cues on temporal coordination: A comparative study in humans and chimpanzees. bioRxiv, 290379, doi:10.1101/290379


学会発表

足立幾磨 (2017) チンパンジーにおける聴覚ー視覚間の感覚間一致. 行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

足立幾磨 (2017) 社会的認知の起源. 日本心理学会第81回大会、2017/9/20-22、久留米.

Allanic, M., Hayashi, M., Matsuzawa, T (2017) Allogrooming body site preferences: a two-by-two comparison between the genus Pan. The 8th International Symposium on Primatology and Wildlife Science, Japan Monkey Centre, Inuyama, Aichi, Japan, September 26-28, 2017.

Allanic, M., Hayashi, M., Matsuzawa, T (2017) Allogrooming body site preferences: a two-by-two comparison between the genus Pan. SAGA 20, Inuyama, Japan, 2017/11/4.

Allanic, M., Hayashi, M., Matsuzawa, T (2018) Allogrooming body site preferences: a two-by-two comparison between the genus Pan. Human Mind Annual Conference, Kyoto, Japan, 2018/2/11.

Allanic, M., Hayashi, M., Matsuzawa, T (2018) Allogrooming body site preferences: a two-by-two comparison between the genus Pan. The 9th International Symposium on Primatology and Wildlife Science, Kyoto, 2018/3/3-5.

Costa, R., Hayashi, M., Huffman,.A., Kalema-Zikusoka, G., Tomonaga, M. (2017) Assessing the impact of mountain gorilla ecotourism in Bwindi Impenetrable National Park. SAGA 20, Inuyama, Japan, 2017/11/4.

Gao J, Tomonaga M. (2017). The Body Inversion Effect in Chimpanzees (Pan troglodytes). Meeting for Young Researchers of Kyoto University Psychology Unit, Kyoto, Japan, 2017/6/18.

Gao, J., & Tomonaga, M. (2017). The body inversion effect in chimpanzees (Pan troglodytes). 行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

Gao, J., & Tomonaga, M. (2017). The body inversion effect in chimpanzees (Pan troglodytes). 日本心理学会第81回大会、2017/9/20-22、久留米.

Gao, J., Tomonaga, M. (2017). The Body Inversion Effect in Chimpanzees (Pan troglodytes). The 8th International Symposium on Primatology and Wildlife Science, Japan Monkey Centre, Inuyama, Aichi, Japan, September 26-28, 2017.

Gao, J., & Tomonaga, M. (2017). The body inversion effect in chimpanzees (Pan troglodytes). 第20回SAGAシンポジウム、2017年11月4-5日、日本モンキーセンター.

Gao, J., & Tomonaga, M. (2017). The body inversion effect in chimpanzees (Pan troglodytes). 第62回プリマーテス研究会、2018年1月27-28日、日本モンキーセンター.

Gao, J., & Tomonaga, M. (2018). The body inversion effect in chimpanzees (Pan troglodytes). The 9th International Symposium on Primatology and Wildlife Science, Kyoto, 3-5 March, 2018.

林美里 (2017) 母親による育児の支援から考える飼育チンパンジーの未来. SAGA20, 2017.11.4, 日本モンキーセンター, 犬山.

林美里 (2018) 物の操作における行為の文法から見たチンパンジーとヒトの子どもの認知発達. 共創言語進化第1回領域全体会議, 2018.3.12, 豊橋ホテルシーパレス, 豊橋.

林美里・竹下秀子 (2017) ヒト乳幼児と大型類人猿4種における物の操作と道具使用から見た認知発達. 第33回日本霊長類学会大会, 2017.7.16, コラッセふくしま, 福島.

Hayashi M, Takeshita H (2017) Object manipulation and tool use in great apes and humans. The 2nd African Primatological Consortium Conference, 2017.8.23, Caritas, Kinshasa, D.R. Congo.

Hayashi M, Takeshita H (2017) Development of combinatory manipulation and tool-use tendencies in great apes and humans. The 8th International Symposium on Primatology and Wildlife Science, 2017.9.26, 日本モンキーセンター, 犬山.

Hayashi M, Takeshita H (2018) Development of combinatory manipulation and tool use in great apes and humans. The 62nd PRIMATES Conference, 2018.1.27, 日本モンキーセンター, 犬山.

Hayashi M, Takeshita H (2018) Development of combinatory manipulation and tool-use repertoire in great apes and humans. The 9th International Symposium on Primatology and Wildlife Science, 2018.3.3-5, 京都大学, 京都.

#伊村知子・澤山正貴・白井述・友永雅己・西田眞也(2017).ヒト児童における光沢質感の知覚.日本基礎心理学会第36回大会,2018年12月3日,立命館大学大阪いばらきキャンパス.

#伊村知子・和田有史・増田 知尋・白井述・川上 文人・岡嶋 克典・友永 雅己(2017). チンパンジーは特徴の「平均」を知覚できるのか? 行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

石田崇斗・山田将也・打越万喜子 (2017). 単独飼育個体の福祉向上を目的とした取り組み~テナガザルにおける異種ペア2事例~. 第20回SAGAシンポジウム. 2017年11月4-5日, 愛知県犬山市

石田崇斗・山田将也・打越万喜子 (2017) 単独飼育個体の福祉向上を目的とした取り組み~テナガザルにおける異種ペア2事例~. 第62回プリマーテス研究会. 2018年1月27日, 愛知県犬山市

兼子明久・山中淳史・石上暁代・前田典彦・宮部貴子・林美里・友永雅己・鈴木樹理 (2017). 京都大学霊長類研究所におけるチンパンジーの健康診断.第20回SAGAシンポジウム、2017年11月4-5日、日本モンキーセンター.

Kawaguchi, Y., & Tomonaga, M. (2017). Reward value of conspecific infants in chimpanzees. 行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

Kawaguchi, Y., & Tomonaga, M. (2017) Are chimpanzees attracted by infant? The 8th International Symposium on Primatology and Wildlife Science, Japan Monkey Centre, Inuyama, Aichi, Japan, September 26-28, 2017.

Kawaguchi, Y., & Tomonaga, M. (2017). Are chimpanzees attracted by infant conspecifics? 第20回SAGAシンポジウム、2017年11月4-5日、日本モンキーセンター.

Kawaguchi, Y., & Tomonaga, M. (2017). Comparative approach for understanding the recognition of infant. CER-NIE Joint Symposium, 9 December, 2019, Kyoto University.

Kawaguchi, Y., & Tomonaga, M. (2018). Gaze pattern for adult and infant faces in chimpanzees. 第62回プリマーテス研究会、2018年1月27-28日、日本モンキーセンター.

Kawaguchi, Y., Kano, F., & Tomonaga, M. (2018). Visual attention for adult and infant faces in apes. The 9th International Symposium on Primatology and Wildlife Science, Kyoto, 3-5 March, 2018.

川瀬茉里奈・足立幾磨・田中章浩 (2017) ヒトにおけるチンパンジーの感情に対する多感覚認知. 行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

Koopman, S. E., Cantlon, J. F., Piantadosi, S. T., & MacLean, E. L. (2017). The Evolution of Quantitative Sensitivity. 第20回SAGAシンポジウム、2017年11月4-5日、日本モンキーセンター.

#桃井保子・齋藤渉・兼子明久・宮部貴子・友永雅己 (2017). 京都大学霊長類研究所のチンパンジー11個体の口腔健康状態について.第20回SAGAシンポジウム、2017年11月4-5日、日本モンキーセンター.

中村政之・柏木伸幸・山本知里・友永雅己 (2017). 鹿児島県湾の鯨類調査におけるドローンの活用について. 海獣技術者研究会. 2017年12月. 東京.

#岡本公彰・宮之原真由・今井奨・野村義・齋藤渉・桃井保子・兼子明久・宮部貴子・友永雅己・花田信弘 (2017). チンパンジー口腔微生物叢の解析.第20回SAGAシンポジウム、2017年11月4-5日、日本モンキーセンター.

#齋藤 渉・兼子明久・宮部貴子・友永雅己・桃井保子 (2017). 京都大学霊長類研究所のチンパンジー1個体に生じた外傷歯に対する歯科処置と術後6年の経過. 日本歯科保存学会2017年度春季学術大会(第146回)、2017年6月8~9日、青森市文化会館.

#齋藤渉・兼子明久・宮部貴子・友永雅己・桃井保子 (2017). 京都大学霊長類研究所のチンパンジー1個体に生じた外傷歯に対する歯科処置と術後6年の経過.第20回SAGAシンポジウム、2017年11月4-5日、日本モンキーセンター.

#櫻庭陽子・山田信宏・高橋一郎・川上文人・高塩純一・竹下秀子・友永雅己・林美里 (2017). 脳性まひチンパンジー女児の行動分析の試み.第33回日本霊長類学会大会、2017/7/15-17、コラッセふくしま.

#櫻庭陽子・山田信宏・高橋一郎・川上文人・高塩純一・竹下秀子・田中正之・友永雅己・林美里 (2017). 脳性まひチンパンジーにおける四肢行動形態の変化ー姿勢・行動との関連.行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

#櫻庭陽子・山田信宏・高橋一郎・川上文人・高塩純一・竹下秀子・田中正之・友永雅己・林美里 (2017). 脳性まひチンパンジー女児の姿勢と行動ー麻痺側後肢の動きに着目して.日本子ども学会第14回大会、2017年10月、岡山.

櫻井夏子・友永雅己 (2017). ハンドウイルカにおけるエコロケーションによる数の認識.海獣技術者研究会. 2017年12月. 東京.

#竹下秀子・山田信宏・高塩純一・高橋一郎・櫻庭陽子・川上文人・福田佳子・金崎衣津子・本田裕介・多々良成紀・林美里・田中正之・友永雅己 (2017). 脳性まひチンパンジーの生後年間の発達と発達支援のとりくみ.行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

瀧山拓哉・服部裕子・友永雅己 (2017). 妨害刺激とターゲット刺激の提示時間差がチンパンジーの音源定位能力に与える影響.京都大学心の先端研究ユニット「こころの若手研究者交流大会」、2017/6/18、京都大学.

瀧山拓哉・服部裕子・友永雅己 (2017). 妨害刺激の再生タイミングがチンパンジー(Pan troglodytes)の音源定位能力に与える影響.第33回日本霊長類学会大会、2017/7/15-17、コラッセふくしま.

Takiyama, H., Hattori, Y., &Tomonaga, M. (2017). Effect of distractor timing on localizing auditory source in chimpanzees (Pan troglodytes). 行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

瀧山拓哉・服部裕子・友永雅己 (2018). 妨害刺激と標的刺激の提示時間差がチンパンジー(Pan troglodytes) とヒト(Homo sapiens) の音源定位能力に与える影響.第62回プリマーテス研究会、2018年1月27-28日、日本モンキーセンター.

友永雅己 (2017). センス・オブ・ナンバー:動物たちは数をどう理解しているか.第38回京大モンキー日曜サロン、2017/6/25、日本モンキーセンター

友永雅己 (2017). イルカは世界をどう見ているか?─ 陸海空の心の世界 ─.平成29年度名古屋港水族館共同研究講演会、2017/9/23、名古屋港水族館.

友永雅己 (2017). SAGAから学んだこと.第20回SAGAシンポジウム、セッション①「SAGAの20年を振り返る」、2017年11月4-5日、日本モンキーセンター.

友永雅己 (2018). ふるまいから探るチンパンジーのこころ.第1回犬山認知行動研究会議、2018/1/6-7、京都大学霊長類研究所.

友永雅己 (2018). チンパンジー研究こぼれ話(その1).日本モンキーセンター第5回ミュージアムトーク、2018/2/4、日本モンキーセンター.

友永雅己 (2018). イルカ認知研究と大型類人猿の先例から.第三回水族館大学『イルカの飼育のこれから』、2018/3/9、京都大学.

友永雅己・熊崎清則・Camus, F.・Nicod, S.・Pereira, C.・Sauvage, P. C.・Gonseth, C.・原口大貴・松沢哲郎 (2017). Clever Hans 2017:ウマにおける数の相対的大小判断の規定要因.行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

友永雅己・熊崎清則・Camus, F.・Nicod, S.・Pereira, C.・Sauvage, P. C.・Gonseth, C.・原口大貴・松沢哲郎 (2017). Clever Hans 2017.第20回SAGAシンポジウム、2017年11月4-5日、日本モンキーセンター.

友永雅己・櫻井夏子 (2017). ハンドウイルカによるエコロケーションを用いた「数」の認知.第1回犬山鯨類鰭脚類行動シンポジウム、2017/10/14、京都大学霊長類研究所.

友永雅己・Pereira, C.・熊崎清則・原口大貴・櫻井夏子・Wilkinson, A.・Gonseth, C.・松沢哲郎 (2017). Sense of Number: 数の大小判断の種間比較.第33回日本霊長類学会大会、2017/7/15-17、コラッセふくしま.

打越万喜子 (2017) テナガザルの福祉を向上させるための取り組み.第20回SAGAシンポジウム. 2017年11月4-5日, 愛知県犬山市

打越万喜子 (2018) アドバイザーとしてモンキーセンターに関わった3年間. 第62回プリマーテス研究会. 2018年1月27日, 愛知県犬山市

打越万喜子・山田将也・石田崇斗・綿貫宏史朗 (2017) 社会的環境変化で飼育下テナガザルの歌はどう変わるか? 第33回日本霊長類学会, 2017年7月16-17日, 福島県福島市. 霊長類研究,33巻補遺版,p42.

Watanuki K. (2017) Mixed-primate enclosures: four cases at Japan Monkey Centre. 13th International Conference of Environmental Enrichment. 2017/5/15-19, Bogota, Colombia.

綿貫宏史朗.(2017)キンシャサの動物園は保全や福祉の夢を見るか? 第 20 回 SAGA シンポジウム. 2017/11/4-5, 愛知県犬山市.

綿貫宏史朗.(2018)霊長渡来考(時代区分編). 第62回プリマーテス研究会. 2018/1/27-28, 愛知県犬山市.

綿貫宏史朗.(2018)霊長渡来考(時代区分編). 動物園大学8 in ひろしま安佐. 2018/3/21, 広島県広島市

Wilson, D. A., & Tomonaga, M. (2017). Exploring attentional bias in chimpanzees using the dot probe task. 行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

Wilson, D. A., & Tomonaga, M. (2017). Facial discrimination and attentional bias towards faces in chimpanzees - Final PWS Report. 8th International Symposium on Primatology and Wildlife Science. Inuyama (Japan), September, 2017.

Wilson, D. A., & Tomonaga, M. (2018). Exploring attentional bias in chimpanzees using the dot probe task. 第62回プリマーテス研究会、2018年1月27-28日、日本モンキーセンター.

Wilson, D. A., & Tomonaga, M. (2018). Facial discrimination and attentional bias towards faces in chimpanzees. The 9th International Symposium on Primatology and Wildlife Science. Kyoto, 3-5 March, 2018.

Wilson, D. A., Tomonaga, M., & Vick, S.J. (2017). Eye preferences in response to emotional stimuli in captive capuchin monkeys (Sapajus apella). 50th Anniversary Meeting of the Primate Society of Great Britain. London (UK), November, 2017.

山本知里・柏木伸幸・大塚美加・西村香織・酒井麻衣・友永雅己 (2017). 協力課題におけるハンドウイルカのパートナーの認識. 行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

山本知里・柏木伸幸・大塚美加・二階堂梨沙・西村香織・酒井麻衣・友永雅己 (2017). ハンドウイルカの社会的知性に関する認知研究. 第1回犬山鯨類鰭脚類行動認知生態研究会、2017年10月14日、京都大学霊長類研究所.

山本知里・柏木伸幸・大塚美加・友永雅己 (2018). ハンドウイルカの視覚に関する実験と展示・解説活動の試み. 動物園大学8. 2018年3月21日. 広島

山本知里・二階堂梨沙・柏木伸幸・大塚美加・友永雅己 (2017). ハンドウイルカのコドモにおけるトリックの模倣と発達. 2017年度勇魚会シンポジウム. 2017年11月. 東京

山本知里・二階堂梨沙・柏木伸幸・大塚美加・友永雅己 (2017). ハンドウイルカのコドモにおける模倣学習. 第20回SAGAシンポジウム、2017年11月4-5日、日本モンキーセンター.

山本知里・二階堂梨沙・柏木伸幸・大塚美加・友永雅己 (2018). ハンドウイルカのコドモにおけるトリックの模倣と発達. 心の先端研究ユニット研究交流会、2018年2月11日、京都.

横山実玖歩・友永雅己 (2017). チンパンジーにおけるギャップ効果:定位反応課題による検討.行動2017:日本動物行動学関連学会・研究会合同大会、2017/8/30-9/1、東大駒場キャンパス.

横山実玖歩・友永雅己 (2017). チンパンジーにおけるギャップ効果:定位反応課題による検討.第20回SAGAシンポジウム、2017年11月4-5日、日本モンキーセンター.

Yu, L., & Tomonaga, M. (2017). A comparative approach to drumming behavior in chimpanzees. The 6th Conference of the Asia-Pacific Society for the Cognitive Sciences of Music, Kyoto Women's Univ., August, 2017.


講演

林美里 (2017) チンパンジーとヒトの心の発達と親子関係. 2017年度京大モンキーキャンパス, 2017.8.13, 日本モンキーセンター, 犬山.

林美里 (2017) 大型類人猿の研究からヒトを知る. 東京フォーラム2017「フィールドとラボと社会をつなぐ野生動物研究」, 2017.10.1, 日本科学未来館, 東京.

林美里 (2018) チンパンジーの研究からヒトを知る. 第13回京都大学附置研究所・センターシンポジウム, 2018.3.17, おかやま未来ホール, 岡山.


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