国立大学法人 京都大学霊長類研究所 〈研究目的〉 本研究は、20年後の世界に多くの霊長類種が将来にわたって存続可能な状態で残っていることを究極の目的としている。とくに重要な意味をもつ孤立個体群の維持のために、重大な驚異となる遺伝的劣化と人獣共通感染症についての研究を進める。また、絶滅危惧種の生息地の悪化や個体群の分断化の要因を分析する。これらの研究成果に基づき、モデル地域において個体群保存計画を立案して実証的研究を進め、さらに国際的な自然保護活動の場に研究成果を発信する。 サブテーマ 1 最小存続可能集団の定義にむけた孤立個体群の 生態学的・集団遺伝学的研究 サブテーマ 2 孤立個体群における人獣共通感染症の リスクアセスメントとサーベイランス サブテーマ 3 孤立個体群の現状分析と生息地の 維持・回復のための生態学的・社会学的研究 国立大学法人 京都大学霊長類研究所 〒484-8506 愛知県犬山市官林41-2 0568-63-0567
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本研究は、20年後の世界に多くの霊長類種が将来にわたって存続可能な状態で残っていることを究極の目的としている。とくに重要な意味をもつ孤立個体群の維持のために、重大な驚異となる遺伝的劣化と人獣共通感染症についての研究を進める。また、絶滅危惧種の生息地の悪化や個体群の分断化の要因を分析する。これらの研究成果に基づき、モデル地域において個体群保存計画を立案して実証的研究を進め、さらに国際的な自然保護活動の場に研究成果を発信する。