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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-24-AM08

ブラジル・国立アマゾン研究所における共同研究及び国際ワークショップへの参加・発表

報告者:飯田 恵理子

期間:2011/10/21 - 2011/11/1

世界最大の熱帯雨林があるアマゾン川流域には、ブラジルでも数少ない貴重な自然環境と野生動物が残されており、保全のための研究が求められている。環境問題や熱帯の生態系に対する理解を深めるため、また熱帯生物多様性保全のための国際ワークショップに参加し研究発表を行うため、本渡航を必要とした。

10月23、24日マナウスで開催された、第1回 国際ワークショップに参加し、ポスター形式の発表を行ない(演題名:Where is their den; Bush hyrax in the miombo woodland, Ugalla, Tanzania)、多くの研究者たちと意見交換をすることができた。また様々な研究発表を聞き、保全活動の発展には様々な問題があるということを考えさせられた。保全活動には、環境評価や動植物の分布、行動、生態といった科学的知見が不可欠である。今回の国際シンポジウムを通じ、保全に寄与する意味でも現地での調査活動が重要であるとの認識を新たにした。 10月25日~27日でアマゾン川と熱帯林を実際に訪問し、国立アマゾン研究所の研究、保全活動の一端を見せて頂く機会を得た。様々な植生や種間関係を実際に見たことで、熱帯環境の多様性に対する理解を深めることができた。 今回の渡航によって、自身の調査地であるアフリカ以外の地域における野生動物の保全研究の現状について見聞を広めることができた。今回の経験を自身の調査地域における保全研究の推進に役立てたい。


国際ワークショップの様子


AMPAのマナティープール見学


アマゾン川の合流地点の様子

AS-HOPE Project<>