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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-24-AM06

ブラジル・国立アマゾン研究所における共同研究及び国際ワークショップへの参加・発表

報告者:湯本 貴和

期間:2011/10/21 - 201/10/30

 ブラジルには多様な自然環境があり、さまざま野生動物が生息している。特に、世界最大の熱帯雨林があるアマゾン川流域には、ブラジルでも数少ない貴重な自然環境と野生動物が残されており、保全のための研究が求められている。ブラジル国立アマゾン研究所の協力を受け、同地でのワークショップを開催すると同時に、アマゾン川周辺における野生動物研究に関するフィールド視察を行うため、本派遣での研究が必要であった。

 国立アマゾン研究所、インド科学大学院大学生態科学センター、マレーシア・サバ大学熱帯生物学保全研究所、京都大学霊長類研究所、京都大学野生動物研究センターが共催する、熱帯生物多様性保全のための国際ワークショップに参加し、Interaction between plants and animals:key elements to conserve biodiversity in tropical rainforestsという題で、研究発表を行った。また、アマゾン川流域の野生動物研究のフィールド視察をおこなった。とくに、INPAのZF2とよばれるサイトを訪問し、日本の(独)森林総合研究所とJAXAが、INPA、ブラジル国立宇宙研究所と共同で行っている炭素量蓄積の計測とモニタリングにかかわる高さ40m(+10mのやぐら)の観測タワーや、植生調査(同化量を計測するためのリタートラップ、デンドロメータ,根箱などを含む)のトランセクトを見学した。現地では、とくに同行した大学院生のSayuri Takeshitaの指導をおこなった。


INPAのZF2サイトにある林冠タワー


INPAのZF2サイトにある林冠タワー


INPAのZF2サイトにある林冠タワー

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