English report
AS-HOPE 事業報告
事業番号:AS-23-G019
タイ霊長類の形態学的多様性および保護の現状調査
報告者:水谷 弘樹
期間:2011/9/5 - 2011/ 9/13( 9days)
チュラロンコーン大学理学部主催のシンポジウム“タイにおける野生生物の多様性と生態学”へ参加し、タイ・日本などの国々の教授の発表を聴講した。
その他、タイの各地で霊長類のフィールド調査を行った。アムナッチャルン県パナ市ではカニクイザルを、ナコンラシャシマ県カオヤイ国立公園ではブタオザルとシロテテナガザルを、ペッチャブリ県カオクラプク・カオタオモ禁猟区ではベニガオザルのフィールド調査を行い、その外観的特徴や、さまざまなしぐさや習性、行動を観察・記録した。
カオヤイ国立公園のブタオザル(Macacaleonina)。
アムナッチャルンで見たカニクイザル(Macacafascicularis)と違って、
頭にトサカがなく、尻尾も短い。
カオクラプク・カオタオモ禁猟区のベニガオザル(Macacaarctoides)。
カニクイザルやブタオザルは赤ん坊を腹に抱く、あるいはしがみつかせるが、
ベニガオザルは背中に乗せて運ぶ。
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