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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-23-015-3

野生ボルネオオランウータンの採食行動に関する研究

報告者:金森 朝子

期間:2012/3/24 - 2012/3/29

ダナムバレー森林保護区では、野生オランウータンの生息地評価として、2005年より、ライントランセクトによる落下果実センサスを行ってきた。しかし、2012年度より、果実だけでなく開花や新芽の情報も収集するために、毎木調査に切り替えることになった。そこで、サバ州キナバタンガン沿いのスカウ村にて、同じく野生オランウータン調査地を運営しているMarc Ancrenaz博士を訪問し、実際に行っている毎木調査を見学に行った。

 2012年3月24日、マレーシア・サバ州・コタキナバルに渡航した。 翌日25日にサンダカンに移動し、Marc Ancrenaz博士が運営するKOCP(Kinabatangan Orang-Utan Conservation Project)を訪問した。 KOCPでは、Ancrenaz博士とオランウータンの密度調査に関する打ち合わせを行った。その後、フェノロジーを担当しているスタッフと共に、14あるうちのプロットのうち、プロット3を見学し、プロット設置における方法を教えてもらった。 3月27日にコタキナバルに戻り、28日には、サバ大、サバ多様性センター、ヤヤサンサバ財団を訪れ、これまでの報告や今後の打ち合わせを行なった。


KOCPの看板


プロットの様子

AS-HOPE Project<>