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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-23-002

音響的手法を用いた南米小型ハクジラ類の行動解析

報告者:佐々木 友紀子

期間:2012/2/5 - 2012/3/30

アマゾンカワイルカやイロワケイルカなどのハクジラ亜目は、人間活動の影響から絶滅が危惧され、その行動生態を明らかにすることは急務となっている。しかし、水中に生息する彼らの行動を直接観察することは難しく、彼らの行動生態はよくわかっていない。本研究では、野生下のハクジラ亜目がエコーロケーションのために発するクリックスに着目し、彼らの水中行動を音声から解明することを目的とした。本目的を遂行するために、ブラジル・アマゾン河に生息するアマゾンカワイルカ野生個体群とチリ・プンタアレナス沿岸に生息するイロワケイルカ野生個体群において音声・行動データの取得を行うことを必要とした。

 ブラジル、マナウスに到着後、国立アマゾン研究所でVera da Silva博士と研究打ち合わせを行った。その後、Mamirauá Sustainable Development Reserveに生息するアマゾンカワイルカの野生個体群を対象に、本調査を開始した。本調査では、定点型音響データロガーを3か所に設置し、アマゾンカワイルカのクリックスとコミュニケーション音声を録音した。同時にボートを用いて目視調査を行い、調査地内の個体数のセンサス、ID調査、行動観察を行った。その後、チリ、プンタアレナスに移動し、イロワケイルカの野生個体群を対象の調査を行った。ゴムボートからステレオ式音響データロガーを用いてイロワケイルカのクリックスを録音し、同時に写真を用いたID調査と行動観察を行った。以上から、アマゾンカワイルカ野生個体群とイロワケイルカ野生個体群の音声・行動データを取得するという本研究の目的を達成することができた。


ID調査中の様子


アマゾンカワイルカ。個体識別のため、背中に個体名を表す凍結烙印が押されている。

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