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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-23-001

Behavior 2011における成果報告およびLincoln Park

報告者:狩野 文浩

期間:2011/7/25 - 2010/8/4( 10days)

2010年9月末から12月末に(AS-HOPEの援助のもと)、ドイツ・マックスプランク研究所において、オランウータン、ゴリラにおいてアイ・トラッキングの手法を用いて眼球運動を撮影することに成功し、種共通・種固有の眼球運動の性質について理解を深めた。今回、これらの成果を、来年度7月に開催されるAnimal Behavior SocietyおよびInternational Ethological Conference の合同学会 Behavior 2011で発表し、また、シカゴのLincoln Park Zooにおけるアイ・トラッキングの手法を応用する可能性を検討する目的から渡航した。

 会議は5日間にわたり、キーノート発表は8つ、口頭発表およびポスター発表はそれぞれ400前後に及ぶ大きな合同学会だった。テーマは性選択、社会行動、認知学習、コミュニケーション、親の世話行動、個性、遺伝と進化、発達などと広範だった。キーノート発表で特に印象深かったのは、ラットのEpigeneticsの話である。遺伝子の直接の変異でなく、しかし世代間でかなり固定されて受け継がれる行動があることは知られていたが、そのメカニズムについては明らかでなかった。今回の 話では、親の世話行動が子のある種のたんぱく質の生成を促し、それが遺伝子の特定部位をブロックすることによって、親の世話行動が子にも受け継がれるとのことだった。この学会のコミュニケーションのセッションで、上記の類人猿における顔の見方の発表を行った。セッションに興味の共通する人が少なかったのはやや残念であったが、今回の学会全体を通して、進化と動物行動について視野を広める良い機会を得た。







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