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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-22-G016

ボルネオ島サバ州での霊長類の保全

報告者:塩崎達也

期間:2011/03/13 - 2011/03/22


マレーシア、ボルネオ島の熱帯雨林は世界でもっとも多様な動植物を含む生態系が作り上げられている地域のひとつであり、多くの霊長類が生息する。だが同時に、アブラヤシのプランテーションなどの開発が進み、生息地である森林の縮小によって個体数が減少している種もある。ボルネオの熱帯雨林、プランテーションや保全活動を直接見聞きすることで霊長類の保全について考えることが今回の渡航の目的である。

セピロク・オランウータンリハビリテーションセンター(SORC)ではリハビリの最終段階にあるオランウータンの餌付けの様子、またそれに群がるカニクイザル、ブタオザルの観察を行った。またリハビリ施設を見学し、野生復帰に向けたオランウータン保護の現場を生で見ることができた。また、セピログではレインフォレストディスカバリーセンター(RDC)を見学し、ボルネオの多様性の高い熱帯雨林について学習した。
スカウではキナバタンガン川をクルーズでめぐり、熱帯雨林に迫る油ヤシのプランテーション開発の現状、動植物の保護活動の様子を見て回り、同時にテングザルをはじめとする動植物の観察を行った。また、Kinabatangan Orangutan Conservation Projectの代表からその活動について説明を受けた。この団体はオランウータンと人間との調和を復元することを目的とし、調査、教育、保護活動を行っている。話を聞き、あらためて熱帯雨林・霊長類の保全の難しさを感じた。
ダナムバレー森林保護区では熱帯雨林の中を歩き、オランウータンやテナガザル、その他の動植物の観察を行った。オランウータンは夕方にネストを作る様子、翌日朝に採食などが観察できた。
マレーシアサバ大学にて霊長類研究者のヘンリー・バーナード氏に大学の研究施設を案内、紹介していただいた。また、各地で現在ボルネオ島にて霊長類の研究をしている研究者と会い、それぞれの専門とする霊長類や研究生活について等の話を聞く機会があった。


セピログオランウータンリハビリステーションセンターにて餌付けの様子


スカウにて、オランウータンのためにかけられた吊り橋

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