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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-22-027

野生ボノボの「挨拶」に関する研究

報告者:坂巻 哲也

期間:2010/10/03 - 2011/02/26

本研究の対象は野生のボノボであり、方法は個体識別に基づくボノボの行動の直接観察である。野生のボノボは、コンゴ民主共和国のコンゴ(ザイール)川の南側にのみ生息する。調査地であるルオー川学術保護区の北半分を占めるワンバ村では、1973年以来、日本人研究者がボノボの調査を継続してきた。ワンバの主な調査対象集団、E1グループは、全個体が識別されており、詳細な行動観察が十分に可能な程度に観察者に慣れている。以上が、派遣先での研究を必要とした理由である。

野生のボノボは複雄複雌の単位集団を形成し、集団のメンバーは一時的に小さなパーティーに分かれて遊動することがある。本研究のテーマは、離れていた集団のメンバー同士が出会う場面での社会交渉、つまり「挨拶」である。調査対象は、コンゴ民主共和国、ルオー川学術保護区、ワンバ村のE1グループのボノボである。研究者と地元の調査助手は、集団の全個体を識別しており、通常E1グループを終日追跡し、観察を行なっている。とくに本調査では、時々に変化するグルーピングのメンバーを常に確認し、そうすることで離れていた個体同士が出会う場面を特定し、そのような場面で見られる社会交渉と交渉を行なう個体の組み合わせについて記録を取った。このような「出会い」の場面は頻繁には観察されず、本研究では2007年~2009年の調査で収集したデータも分析に用いている。現地調査中にも、これまでのグルーピングのデータを起こしはじめ、一部の分析を開始した。


コンゴ森林生態研究センターのメンバーとの集合写真


性皮を腫らせたサラ


調査基地に集まった調査助手や退職者たち

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