ENGLISH 京都大学
125周年
所長挨拶 概要 教員一覧 研究分野・施設 共同利用・共同研究 大型プロジェクト 教育,入試 広報,公開行事,年報 新着論文,出版 霊長類研究基金 リンク アクセス HANDBOOK FOR INTERNATIONAL RESEARCHERS Map of Inuyama
トピックス
お薦めの図書 質疑応答コーナー ボノボ チンパンジー「アイ」 行動解析用データセット 頭蓋骨画像データベース 霊長類学文献データベース サル類の飼育管理及び使用に関する指針 Study material catalogue/database 野生霊長類研究ガイドライン 霊長類ゲノムデータベース 写真アーカイヴ ビデオアーカイヴ

京都大学霊長類研究所
郵便番号484-8506
愛知県犬山市官林
TEL. 0568-63-0567(大代表)
FAX. 0568-63-0085

本ホーム・ページの内容の
無断転写を禁止します。
Copyright (c)
Primate Research Institute,
Kyoto University All rights reserved.


お問い合わせ

English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-22-005

テングザルの血縁関係測定に基づく社会構造の解明

報告者:村井 勅裕

期間:2010/04/22 - 2010/05/18

テングザルの社会構造は、霊長類のなかでも非常に珍しい重層構造を持っている。この重層社会がどのように形成されているのか、また、どうして存在しているのかを研究しているが、直接観察だけでは十分に説明できないことが多く残っている。そこで、本計画では、動物園に導入された比較的大規模なテングザル群を対象とし、DNAによる血縁関係測定を用い、このサルに特徴的な社会構造を解明することを目的としている。

今回の調査において、DNAサンプルを得るためにテングザルの糞の回収を行った。糞は全部で84個回収することができたが、糞の個体識別が完全ではないので、より、正確なDNAサンプルを得るために動物園側とテングザルの捕獲・採血・採毛の許可について話し合いを行った。その結果、いい返事をもらうことができた。今後、正式な許可申請を行い、血液と毛のサンプルを収集し、今回の糞サンプルと共に解析を進めていく予定である。この他に、直接観察を行い、乳児を抱えたままの交尾やホモセクシャルマウントなどの多くの興味深い性行動を観察することができた。今までの性行動のデータと合わせて分析を行っていく予定である。さらに、雄の交代がおこっていたことを確認することができた。観察から、テングザルの雄の交代による子殺しはないと思われるが、DNAサンプルから、このことが遺伝的にも確かめられると考えている。


proboscis monkeys


feces of proboscis monkeys

AS-HOPE Project<>