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霊長類のフェロモン様物質の同定に成功
-ワオキツネザルのメスを惹き付けるオスの匂い- 白須 未香, 伊藤 聡美, 糸井川 壮大, 早川 卓志, 木下
こづえ, 宗近 功, 今井 啓雄, 東原 和成
概要
多くの動物において、配偶者選択や同性間の縄張りあらそいなど、種の繁殖のために必須な行動には、体臭を介した嗅覚コニュニケーションが重要な役割を果たしています。ゲノム進化分野では、東京大学農学生命科学研究科、進化生物学研究所、日本モンキーセンターなど等との共同研究により、特徴的な嗅覚コミュニケーションを行うワオキツネザルに注目し、ヒトを含む霊長類で初めて、異性を惹き付けるフェロモン様効果のある匂い物質の同定に成功しました。 書誌情報
Current Biology Published:April 16, 2020 DOI: https://doi.org/10.1016/j.cub.2020.03.037
京都大学 霊長類のフェロモン様物質の同定に成功
-ワオキツネザルのメスを惹き付けるオスの匂い-
2020/04/17 Primate Research Institute
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