ENGLISH 京都大学
125周年
所長挨拶 概要 教員一覧 研究分野・施設 共同利用・共同研究 大型プロジェクト 教育,入試 広報,公開行事,年報 新着論文,出版 霊長類研究基金 リンク アクセス HANDBOOK FOR INTERNATIONAL RESEARCHERS Map of Inuyama
トピックス
お薦めの図書 質疑応答コーナー ボノボ チンパンジー「アイ」 行動解析用データセット 頭蓋骨画像データベース 霊長類学文献データベース サル類の飼育管理及び使用に関する指針 Study material catalogue/database 野生霊長類研究ガイドライン 霊長類ゲノムデータベース 写真アーカイヴ ビデオアーカイヴ

京都大学霊長類研究所
郵便番号484-8506
愛知県犬山市官林
TEL. 0568-63-0567(大代表)
FAX. 0568-63-0085

本ホーム・ページの内容の
無断転写を禁止します。
Copyright (c)
Primate Research Institute,
Kyoto University All rights reserved.


お問い合わせ

English

ベンガルスローロリスにおける核小体形成部位の高変異性
Baicharoen S、平井百合子、Srikulnath K、Kongprom U、平井啓久*
概要

スローロリスは分類が難しい種複合体のひとつとして知られています。そのため進化的系統や種の確認において遺伝的指標が必要とされます。今回我々はベンガルスローロリスの核小体形成部位をrDNAと銀染色を用いて解析し、その変異性が極めて高いことを明らかにしました。rDNAの18座位のうち8座位が半安定局在性を示し、10座位が不安定局在性を示しました。半安定局在性はrDNAの存在部位でときどきの「ある/なし」を示す変異で、不安定局在性は個体間の変異を示すものです。これらの局在性の変異は、rDNAの存在部位における非相同染色体間によるゲノム分散機構が引き起こしたと推測されます。このような高い遺伝的変異は種の分類や保全を考慮する場合に極めて有効です。

書誌情報

Cytogenetic and Genome Research, July 11, 2016 (DOI: 10.1159/000449145)
2016/09/23 Primate Research Institute