野生のオランウータンを追いかけて
-マレーシアに生きる世界 最大の樹上生活者-金森朝子 
本書は、筆者が博士課程在籍時に、野生オランウータンの生態研究を行うためにマレーシアを訪れ、調査地の立ち上げから生態研究を行うまでの過程と、その研究成果を紹介している。
多くの人が、オランウータンは果物を口いっぱいにほお張っているイメージをもつが、実際は葉っぱや樹皮を食べて生き延びている。筆者が、何度もオランウータンの追跡に失敗し、やっとオランウータンの追跡ができるようになって見えてきた、オランウータンの本当の姿を紹介する。
目次：
第1章 オランウータンの研究への道のり
第2章 オランウータンについての基本的なこと
第3章 新たな調査地の立ち上げ
第4章 個体をどうやって識別するのか？
第5章 わかってきたオランウータンの生態
第6章 季節変化
第7章 オランウータンはなぜ絶滅の危機に瀕しているのか http://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-01991-6 東海大学出版 AUG/21/2013
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