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2013/09/13

早川卓志が
第29回日本霊長類学会・日本哺乳類学会2013年度 合同大会にて
優秀口頭発表を受賞しました。

受賞者:遺伝子情報分野 博士課程2年 早川卓志
受賞名:日本霊長類学会優秀口頭発表賞
課題名:野生チンパンジーにおける苦味受容体遺伝子の地域差と生態適応
    (共著者:井上英治,Kathelijne Koops,大東肇,松沢哲郎,今井啓雄)

これまでの研究で、チンパンジーの苦味受容体遺伝子に自然選択を伴った亜種差が存在していることが明らかになっていた。本研究では、そのような亜種差を生み出した生態適応機構について明らかにすることを最終的な目的として、野生チンパンジーの長期調査地である西アフリカのボッソウ及びニンバと、東アフリカのマハレの個体群において、排泄物を用いた遺伝子サンプリングを行った。その結果、野生チンパンジーでも亜種差が確かに存在することと、亜種内の隣接個体群であっても地域差があることを発見した。今後、これら苦味受容体の地域差の機能解析を行っていくことで、生態適応の実体を明らかにしていく。