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12月3日にキャリアパスセミナー第1回を開催しました。
参加者は、研究所所属の大学院生16名をはじめ39名でした。
なお、次回は3月3日を予定しています。
当日の詳しい内容は以下です。
京都大学霊長類研究所・キャリアパスセミナー第1回
主催:キャリアパスセミナー実行委員会
とき:平成23 年12 月3 日、土曜日、1300-1800
ところ:京都大学霊長類研究所・大会議室
目的:本セミナーは、大学院に学ぶ学生が多様な将来を具体的に見るための機会を提供します。それと同時に、世代を超えて霊長類研究所で学ぶ者の懇親を図り、縦のつながりの醸成を目的とします。研究はもちろん重要ですが、学問を生かす術は必ずしもアカデミアには限らないでしょう。霊長類研究所で学ぶ歳月が、広い意味で社会に貢献できるものとなれば幸いです。
今回お招きする方々を紹介します。旧姓でお呼びしますが宮藤さんは「ニホンザルメスの社会的発達と社会関係」(東海大学出版会、森梅代と共著)の著書があり、社会生態研究部門の卒業で、県立博物館の学芸員をしています。三谷さんは屋久島のサルやンドキのゴリラの調査等をして就職し、その後に病を得て、障害をもちながら研究・教育・普及のしごとをしています。中島さんは、それが入学当初からのご希望だったのですが、修士で卒業して動物園の飼育員をしています。佐藤さんは塾講師を現在していますが来春から公務員として名古屋市に勤めることになりました。高橋さんは京都の動物生態学教室の卒業で、東京の日本科学未来館で科学コミュニケーターをしています。
お招きする講師の方々に4つの問いにお答えいただきます。「現在の職と、そこにどうしてたどりついたか」「就職のためにどういう努力をしたか、どんなくふうが有効か」「京大大学院で学んだことが、現在のしごとにどう生きているか」「後輩たちにアドバイスできること、申し送りたいこと」。
聴衆は、主として現役の大学院生です。霊長類研究所の所属の院生を念頭においています。ただし、野生動物研究センターや生物科学専攻の院生、さらには学部学生等にも門戸を開いて、広く若い人々が将来を考える具体的な契機になるようにします。OB・OGの参加も歓迎。つまり、どなたでも参加できます。事前登録等は不要です。運営は霊長類研究所の大学院生等がおこないます。
話題提供者:
広谷(宮藤)浩子、神奈川県立生命の星・地球博物館、動物担当学芸員
三谷雅純、兵庫県立 人と自然の博物館、主任研究員
野上(中島)野恵、大阪市立天王寺動物園
佐藤義明、名古屋市役所(来春からです)
高橋里英子、日本科学未来館、科学コミュニケーター
本件についての連絡先:「キャリアパスセミナー実行委員会」世話役
松沢哲郎(所長)matsuzaw@pri.kyoto-u.ac.jp
打越万喜子(研究員)uchikosh@pri.kyoto-u.ac.jp
兼子峰明(大学院博士課程3年)tkaneko@pri.kyoto-u.ac.jp
山梨裕美(大学院博士課程2年)yamanash@pri.kyoto-u.ac.jp
小川詩乃(大学院博士課程1年)shino-o@pri.kyoto-u.ac.jp
早川卓志(世話役代表、大学院修士課程2年)hayatak@pri.kyoto-u.ac.jp
山田智子(大学院修士課程1年)satoko@pri.kyoto-u.ac.jp
本事業は、特別経費「人間の進化」の研究基盤支援事業として実施します。
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