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写真展:ボッソウの野生チンパンジーの暮らし
写真展:ボッソウの野生チンパンジーの暮らし
期間:5月30日から6月27日まで
場所:京大サロン
西アフリカのギニアの野生チンパンジーの写真展です。ユネスコの世界自然遺産に指定されているニンバ山の麓に、ボッソウという名前の村があります。その周辺の森に一群れのチンパンジーが住んでいます。京都大学霊長類研究所を中心とする国際チームの研究者たちが、1976年以来、長期継続調査をしてきました。ここのチンパンジーはさまざまな道具を使うことで有名です。たとえば、一組の石をハンマーと台にして、硬いアブラヤシの種を叩き割って、中の核を取り出して食べます。
2011年に、これまでの研究成果をまとめて、『ボッソウとニンバのチンパンジー』という英語の本をシュプリンガー社から発行しました。この書籍の出版を記念して、写真展を企画しました。英国の動物写真家、アヌップ・シャーとフィオナ・ロジャースが、2010年12月から2011年2月にかけて、このボッソウのチンパンジーの生態を写真に収めたものです。アフリカの野生チンパンジーの暮らしをぜひ堪能してください。
なお彼らの写真は以下のホームページでも公開されています。
http://www.shahrogersphotography.com/
京都大学霊長類研究所
松沢哲郎
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