テングザルの反芻行動の発見
テングザルの研究成果が報道されました。
京都新聞
2011年04月23日
テングザル、反芻行動 京大研究者ら、霊長類で初確認
日経
2011年04月25日
京大霊長類研、野生の霊長類で反すうを初確認
NHK
2011年04月25日 テングザル「反すう」の動作
(*将来リンク切れになる可能性があります)
大型動物における、新しい行動の発見というのは、近年では非常に稀である。我々の研究チームは、テングザルというボルネオ島に固有のサルにおいて、牛などが食べ物を飲み込んだり、吐き戻したりするという「反芻(はんすう)」に類似した行動を発見した(図1)。霊長類において、このような行動が観察されたのは、世界で初めてである。
詳しい論文紹介 http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/pub/ronbun/0292.html
図1: 反芻行動をするテングザルのオトナ・メス(a, b)、オトナ・オス(c)
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