京都大学霊長類研究所、名古屋港水族館と学術交流協定締結

京都大学霊長類研究所は、財団法人名古屋みなと振興財団（名古屋港水族館）と学術交流に関する協定の調印式を７月３日同研究所で行った。
この協定は、野生動物の「比較認知発達科学」に関する情報及び技術の相互交換、並びに共同学術研究を基に、野生動物の教育的展示をより一層発展・促進することを目的としている。
協定締結後、霊長類研究所の施設を見学した祖一誠館長は、研究所の比較認知科学研究に関するノウハウを生かして水族館の展示に役立てたいと、本協定による今後の発展に大いに期待をよせていた。

協定締結後、握手を交わす祖一誠名古屋港水族館長（左）と
松沢哲郎京大霊長類研究所長（右）

松沢哲郎京大霊長類研究所長（左）からチンパンジーの
認知実験について説明を受ける祖一誠名古屋港水族館長（右）