ENGLISH 京都大学
125周年
所長挨拶 概要 教員一覧 研究分野・施設 共同利用・共同研究 大型プロジェクト 教育,入試 広報,公開行事,年報 新着論文,出版 霊長類研究基金 リンク アクセス HANDBOOK FOR INTERNATIONAL RESEARCHERS Map of Inuyama
トピックス
お薦めの図書 質疑応答コーナー ボノボ チンパンジー「アイ」 行動解析用データセット 頭蓋骨画像データベース 霊長類学文献データベース サル類の飼育管理及び使用に関する指針 Study material catalogue/database 野生霊長類研究ガイドライン 霊長類ゲノムデータベース 写真アーカイヴ ビデオアーカイヴ

京都大学霊長類研究所
郵便番号484-8506
愛知県犬山市官林
TEL. 0568-63-0567(大代表)
FAX. 0568-63-0085

本ホーム・ページの内容の
無断転写を禁止します。
Copyright (c)
Primate Research Institute,
Kyoto University All rights reserved.


お問い合わせ

霊長類研究所教育、入試>霊長類学の現在

平成25年度全学共通科目
「霊長類学の現在」の履修要領

 将来、霊長類学の研究を目指す者を主たる対象とし、現在行われている霊長類研究の最前線に触れる機会を提供します。授業は愛知県犬山市の霊長類研究所において集中形式で行います。霊長類研究所で現在行われている最新の研究内容を紹介し、具体的な研究の方法論について学び、本研究所の研究環境について理解を深めてもらいます。履修を希望する者は,履修申込書に必要事項を記入し申し込みをしてください。履修に関する質問はメール (pri_ed2013@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp)でのみ受け付けます。

履修申込書 平成25年度 履修申込書ダウンロード、または、全学共通科目学生窓口にて配布
提出先 電子メール(pri_ed2013@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp)または全学共通科目学生窓口
提出期限 7月26日(金)(全学共通科目学生窓口へ提出する場合は、17時まで

<授業内容とスケジュール>

以下の10学問領域から2つの希望領域を選択。そのうち1領域が履修可能。受講領域は希望人数に準じて決定。各領域ともに、あらかじめ提出していただく履修理由書などをもとに、担当教員が履修者を決定します。成績評価は出席とレポート等の提出で行います。

本科目の履修を希望する方は学生教育研究災害保険等の障害保険に加入しておくこと。また霊長類に接近する演習等を受ける場合(それぞれに明記してあります)は、健康診断書(胸部X線検査)のコピーが必要です。

・ 9月25日(水):オリエンテーション、所内見学、各領域に分かれての講義・実習・懇談
・ 9月26日(木):各領域に分かれての講義・実習・懇談
・ 9月27日(金):各領域に分かれての講義・実習・懇談

旅費は各自負担ですが、一定人数(約12人)まで研究所宿泊施設が利用可能です。(1泊1,650円、2泊2,370円、3泊3,090円)履修申込時に宿泊希望についても記入してください。履修者および領域の決定は8月末までにKULASISおよび全学共通科目掲示板に掲示します。

学問領域 講義・演習の内容と募集・選抜方法 ( )内は定員
形態進化 霊長類の多様性について適応や個体発生の側面を重視して講義する。あわせて、生体の身体形態と機能形態学に関する実習を行う。(受講を希望する理由を、希望者の現在の興味や将来の進路との関係を含めて記載し、提出してください(1000 字以内)。受講者の選抜の参考にします。)(5名)
ゲノム多様性 霊長類のゲノムを種内・種間で比較し、集団の構造および進化の様相を考えるための講義と実習を行う。(受講を希望する理由を、希望者の現在の興味や将来の進路との関係を含めて記載し、提出してください(1,000 字以内)。受講者の選抜の参考にします。)(5名)  
系統発生 霊長類化石の研究に必要な、霊長類の系統分類に関する講義と、歯の形態や骨学などの古生物学的分析に必要な基礎知識や分析技術を習得するための講義と実習を行う。受講は、「霊長類学のすすめ」を受講した者に限る。(4名)
社会生態 野生霊長類の生態、社会行動に関する実習・講義を行う。受講者選抜の参考とするために、霊長類の行動や生態について関心を持つことを1,000字程度で書いて、履修申込書と一緒に提出してください(書式は自由)。(10名)
思考言語 思考言語分野で行われているチンパンジーの認知実験に立ち会い、そのようすを詳細に観察し、比較認知科学の研究の現場を体感する。受講者の選抜は「履修を希望する理由」をもとに行う。(4名)
認知学習 ヒトを含む霊長類の言語コミュニケーションに関する行動心理学研究ならびに発達障害・精神疾患の生物学的・進化論的精神医学研究に関する講義と実習を行う。受講を希望する理由を現在の興味や将来の進路との関係を含めて記載し提出して下さい。(5名)
高次脳機能 高次脳機能の神経生理学的研究についての講義,神経生理学および神経解剖学の実習(5名)
統合脳システム 霊長類の脳神経系の構造と機能、発達と老化に関する講義、および脳形態学に関する実習を行います。(5名)
遺伝子情報  霊長類のゲノム分化・遺伝子多様化に基づく種内・種間特性の実習。具体的には染色体標本観察、遺伝子配列解析と行動実験、ゲノムデータベースを用いたデータ分析など受講者の希望に沿って行います。(5名)
実験動物 霊長類における①ウイルス感染症、②ストレス応答、③麻酔と鎮痛④寄生虫に関する講義・実習を行います(受講者の希望を考慮します)。受講希望者は、「履修を希望する理由」にその希望理由や興味ある事柄について記述すること。(4名)

平成25年度全学共通科目「霊長類学の現在」履修申込書 (word)