2022年 京都大学霊長類研究所
オープンキャンパス
大学院ガイダンス
2022年1月24日
クリックで拡大します。
実施要項
日時 2022年2月15日(火)・16日(水)
オープンキャンパスの締切を2022年1月28日まで延長します。
また、新型コロナウイルスの感染状況等を踏まえ、今回はzoomによるオンラインのみの開催となりました。
定員 オンラインでの参加者には、人数制限はありません。
参加費 無料
オープンキャンパススケジュール
第1日 各研究室の研究紹介・院入試の説明及び所内見学
12:30 - 12:40 所長あいさつ
12:40 - 12:45 スケジュール説明
12:45 - 12:55 教員研究紹介1(西村 剛)
12:55 - 13:05 教員研究紹介2(平崎鋭矢)
13:05 - 13:15 教員研究紹介3(古市剛史)
13:15 - 13:25 教員研究紹介4(半谷吾郎)
13:25 - 13:30 休憩
13:30 - 14:20 所内見学
14:20 - 14:30 大学院入試の説明
14:30 - 14:40 教員研究紹介5(M. A. Huffman)
14:40 - 14:50 教員研究紹介6(A. MacIntosh)
14:50 - 15:00 教員研究紹介7(橋本千絵)
15:00 - 15:10 教員研究紹介8(徳山奈帆子)
15:10 - 15:20 教員研究紹介9(後藤幸織)
15:20 - 15:30 休憩
15:30 - 15:40 教員研究紹介10(足立幾磨)
15:40 - 15:50 教員研究紹介11(服部裕子)
15:50 - 16:00 教員研究紹介12(中村克樹)
16:00 - 16:10 教員研究紹介13(宮地重弘)
16:10 - 16:20 教員研究紹介14(井上謙一)
16:20 - 16:30 教員研究紹介15(大石高生)
16:30 - 16:40 休憩
16:40 - 16:50 教員研究紹介16(今井啓雄)
16:50 - 17:00 教員研究紹介17(今村公紀)
17:00 - 17:10 教員研究紹介18(明里宏文)
17:10 - 17:20 教員研究紹介19(宮部貴子)
17:20 - 17:30 休憩
17:30 - 18:30 大学院生との懇談
第2日
9:30 - 11:30 懇談会(研究室見学)1
13:00 - 15:00 懇談会(研究室見学)2
スケジュールは変更することがあります。
霊長類研究所の大学院
霊長類研究所は、1967年に開設された京都大学の附置研究所です。霊長類に関する総合的な研究とともに、大学院教育を行っています。大学院は、京都大学大学院理学研究科生物科学専攻に属し、修士課程および博士課程があります。修了者には、それぞれ修士(理学)、博士(理学)の学位が授与されます。生態学、社会学、認知科学、神経科学、遺伝学、ゲノム科学、生物医学、形態学、古生物学などの幅広い研究分野で構成され、学際的な基礎研究のできる機関として世界に知られています。
教員の研究内容
2021年11月現在の霊長類研究所の教員および研究内容はつぎのとおりです。下線の教員は、第1日目に研究紹介の講義を行います。大学院の学生の研究テーマについては、大学院生が主体となって立案、実施しているものも、多数あります。より詳しい内容がウェブページにありますので、参考にしてください。
入学試験のうち筆答試験は「英語」・「一般基礎科目」・「専門科目」の3つからなっており、このうち「専門科目」は、志望する分科の問題を選んで解答することになります。なお、2022年8月実施予定の修士課程の入学試験については、オープンキャンパス当日に詳しい説明がある予定です。
進化系統部門:高井正成、西村 剛、平崎鋭矢、伊藤
毅
・ミャンマー中部における第三紀の霊長類を中心とした動物相の変化の解析(高井)
・中国広西壮族自治区における第四紀の霊長類化石相の解析(高井)
・サル類の音声解剖・生理学的解析による言語進化に関する研究(西村)
・サル類化石の内部構造の比較形態学的解析による系統進化に関する研究(西村)
・霊長類モデルを用いた二足歩行制御戦略の解明(平崎)
・筋骨格系の機能形態学とバイオメカニクス(平崎)
・ロコモーションの進化と適応に関する運動学的研究(平崎)
・マカク属霊長類の形態多様性、系統地理、種間交雑に関する研究(伊藤)
社会生態部門:湯本貴和、古市剛史、半谷吾郎、M.A.Huffman、A.MacIntosh、橋本千絵、徳山奈帆子
・霊長類と森林・ほかの生物との関係(湯本、半谷)
・初期人類の進化についての研究(古市)
・ニホンザルの採食生態、行動生態、個体群生態(半谷)
・アフリカ熱帯林の霊長類生態学(湯本)
・東南アジア熱帯林の霊長類の生態学的研究(湯本、半谷)
・新世界ザルの採食生態学(湯本)
・ボノボとチンパンジーの社会・行動・生態についての研究(古市、橋本、徳山)
・病気の伝染の行動生態学と動物と環境の相互作用(MacIntosh)
・南・東南アジア(台湾、スリランカ)に生息する野生霊長類の行動生態についての研究
(Huffman)
・霊長類の文化的行動と社会学習についての研究 (Huffman)
・動物の薬用植物利用についての研究 (Huffman)
認知科学部門:足立幾磨、後藤幸織、服部裕子
・チンパンジーの比較認知研究(足立、服部)
・チンパンジーの知覚・認知能力の比較認知科学的研究(足立、服部)
・チンパンジーにおけるアイトラッカーを用いた視線計測(足立、服部)
・各種霊長類の比較認知科学的研究(足立)
・ヒトの子どもの認知発達(足立、服部)
・動物園のチンパンジーの知性の研究(足立)
・チンパンジー2個体場面における社会的知性の研究(足立、服部)
*下記研究内容については、2022年4月からは別研究科にて実施
・依存症や統合失調症と意思決定に関するヒト神経心理学研究(後藤)
・発達障害と社会行動に関するヒト神経心理学研究(後藤)
・ヒトの脳の進化と精神疾患との関連を探るヒト神経心理学研究(後藤)
神経科学部門:中村克樹、高田昌彦、宮地重弘、大石高生、井上謙一
・コモンマーモセットを用いた社会行動の神経メカニズムの研究(中村)
・コモンマーモセットを用いた疾患モデルの作出とその解析研究(中村)
・マカクサルを用いた、情動に関わる神経メカニズムの研究(中村)
・高密度EEG、fMRI等を用いたヒトの脳機能イメージング研究(中村)
・マカクサルを用いた巧緻な手の運動制御に関わる神経回路の研究(宮地)
・マカクサルを用いた発声の制御に関わる神経回路の研究(宮地)
・行動・運動制御に関わる大脳皮質ー大脳基底核ネットワークの構造と機能の解
明 (井上、高田)
・認知機能や精神活動におけるドーパミン神経伝達の役割の解明
(井上、高田)
・遺伝子導入による精神・神経疾患モデル霊長類の開発と運動・社会行動解析(井上、高田)
・パーキンソン病の発症機構と病態生理の解明 (井上、大石、高田)
・大脳皮質の発達と機能獲得に関わる領野・細胞種特異的な遺伝子発現変化の解析
(井上、高田)
・脳科学解析に有用なウイルスベクターシステムの開発(井上、高田)
・神経路・細胞種選択的な活動操作や活動測定を利用した霊長類脳機能解析(井上、高田)
・軸索トレーシング、逆向性越シナプストレーシングによる霊長類の神経回路構造解析(井上、高田)
・AIを利用したコネクトーム解析法および運動・社会行動解析法の開発(井上、高田)
・大脳皮質連合野の発達と機能獲得のメカニズムの解明 (大石、高田)
・脳の発達と老化に関わる霊長類特異的な遺伝子発現様式の解析
(大石、高田)
・継代飼育個体群で発生した遺伝疾患の研究(大石)
ゲノム細胞部門:今井啓雄、古賀章彦、岡本宗裕、今村公紀、桂有加子
・ゲノムがもたらす生物の進化(今井)
・味覚に関わる分子・細胞・行動学的研究(今井)
・霊長類iPS細胞の作製と解析(今村)
・iPS細胞を用いた神経発生誘導とヒト特異性の解明(今村)
・霊長類生殖細胞の発生・分化(今村)
・次世代シークエンサーを用いた各種霊長類の特徴に関わる遺伝子探索(今井)
・霊長類とその寄生体の共進化に関する研究(岡本、今井)
・サルマラリアに関する研究(岡本)
・マカク類における人工繁殖技術の確立(今井)
・性染色体の分化と置き換わり、ゲノム構造の分子進化(桂)
・生殖腺の進化と発現解析(桂)
人類進化モデル研究センター:明里宏文、鈴木樹理、宮部貴子、田中洋之
・ウイルスと宿主の適応戦略を規定する分子・免疫学的研究(明里)
・ウイルス感染症の治療や感染・発症予防を目指した研究(明里)
・霊長類における人獣共通感染症に関する血清・分子疫学に関する研究(明里)
・サル類のストレス定量および動物福祉のための基礎研究(鈴木)
・サル類の麻酔に関する研究(宮部)
・サル類の痛みと疼痛管理に関する研究(宮部)
・サル類の自然発症疾患に関する研究(鈴木、宮部)
・南・東南アジアのマカク、ラングールの分子系統地理学(田中)
・保全管理が必要な集団の遺伝学(田中)
大学院生との懇談会
第1日目の講義のあとに、霊長類研究所の大学院生との懇談の場を設けます。教員からはきけない研究室の様子や、犬山での生活について、大学院生にぜひ聞いてみてください。なお、例年実施していた懇親会は、本年度は実施しません。第1日目の夕食は、各自で取ってください。
研究室見学の内容
2日目の研究室見学は、面談を希望する教員ごとに行います。オンラインでも、教員と面談することはできますが、見学の内容は制限されます。同一分科の複数の教員でまとめて研究室見学や面談を実施することがあります。なお、明里研究室(感染症学分科)は京都に研究室があり、見学はオンラインのみで実施します。
参加申込み
以下のフォームをメールにコピーし、記入をしてアドレスに送信してください。タイトルは「オープンキャンパス参加申込み」としてください。2日間でなく、第1日目のみまたは第2日目のみの参加を希望する方は、メールの最後にその旨お書きください。
締切後でも余裕があれば受け付けますので、電話またはメールでお問い合わせください。ただし、定員に達した場合は、オンライン参加以外の受付を停止し、このページの先頭にその旨表示します。
<送信フォーム>
2022年霊長類研究所オープンキャンパスへの参加を希望します。
<参加者>
1) 氏名[シメイ]:[ ]
2) 年齢:
3) 性別(*1): 男 ・ 女
<所属>
4) 大学:
5) 学部・学科:
6) 学年または卒業年(*1): 第 年次在学中 ・ 西暦 年 月卒業
<参加形態>
オンラインで参加する
<連絡先>
7) Eメール:
8) 郵便番号:
9) 住所:
10)携帯電話番号(*2):
<研究室見学への参加を希望する教員>(*3) 2人の教員を希望できます
12)
13)
<送信フォーム終わり>
|
(*1)該当するほうを残してください。
(*2)間際や当日に、緊急連絡がある場合に使います。書かなくても構いません。
(*3)研究室見学は、2日目の午前と午後にあります。希望する教員を2人記入してください。希望する教員が1人の場合は1人のみ、また研究室見学への参加希望がない場合は記入なしでも構いません。ここに記入した分は、必ず参加できるように処置します。なお、記入した教員から、他の教員へ、実施当日に変更することも、可能です。ただし、余裕がないために不可となる可能性もあることを、ご承知おきください。
個人情報については「京都大学における個人情報の保護に関する規定」に基づいて取扱います。
申込み後の連絡
参加申込みメールの先着順で参加決定とします。「申込み受付完了」の連絡を、担当からメールで行います。参加申込みメールの送信から3日(休日を除く)目までに「申込み受付完了」のメールが来ない場合は、問合せ先(霊長類研究所
総務掛)に問合せをしてください。
締切日以前に定員に達した場合は、受付を停止し、このページの先頭にその旨表示します。
宿泊
霊長類研究所構内に宿泊施設があり、希望者は利用することができます。ただし利用可能人数に限りがある(10人程度の見込み)ため、先着順(参加申込みメールの受付日による)とします。宿泊費は1泊1,650円です。利用希望者は、参加申込みメールの11項に希望を記入してください。利用の可否は、「申込み受付完了」の連絡メール、または別便のメールでお知らせします。
なお、犬山駅周辺に公営・民営の宿泊施設が多数あります(手配は各自で行ってください)。
問合せ
霊長類研究所 総務掛
Eメール
電話 0568-63-0512
ファックス 0568-63-0085