2014(平成26)年8月11日
各研究教育機関 御中
京都大学霊長類研究所長
平井啓久
ワイルドライフサイエンス(名古屋鉄道)研究部門特定教員の公募について
下記により、本研究所に設置された寄附研究部門であるワイルドライフサイエンス(名古屋鉄道)研究部門の特定教員1名を公募いたします。貴機関の関係者ならびにお心当たりの方に周知下さるようお願いいたします。
ワイルドライフサイエンス(名古屋鉄道)研究部門は、絶滅危惧種を対象にした保全と福祉を推進する実践研究を課題としています。このたび特定助教1名を公募します。絶滅が危惧される霊長類をはじめとする野生動物を対象として、フィールドワークとライフサイエンス等の多様な研究を統合してワイルドライフサイエンスと呼べる新たな学問領域を創生し、博物館や動物園や水族館等との協力により人間を含めた自然のあり方についての深い理解を次世代に伝える方を求めます。なお、霊長類研究所に隣接する公益財団法人日本モンキーセンターを実践の場として霊長類研究所との連携を強化し、リーディング大学院「霊長類学・ワイルドライフサイエンス」のプログラム分担者になってくださる方を望みます。任期4年。再任する場合があります。なお、研究所教員で構成されその運営を担う協議員会に加わることなく、当該の研究教育に専念することとなります。
記
1)応募の方法
次の書類をそろえ、2014(平成26)年10月3日(金曜日)まで(必着)
〒484−8506愛知県犬山市官林41-2
京都大学霊長類研究所長 平井啓久
宛にお送りください。
なお、封筒に「ワイルドライフサイエンス特定教員人事」と朱書して下さい。
応募に必要な書類(各3部、コピーでも可)
1.履歴書
2.特記すべき学会活動歴、外部資金(科研費等)の受領歴
3.研究論文の目録(印刷中、投稿中の論文を加える場合は、現在の状況を示す
編集者からの手紙または電子メールのコピーを添えてください。)とその別刷
4.研究論文以外の印刷公表物の目録と主な著作物の別刷
5.これまでにおこなってきた研究内容の要旨(2000字程度)
6.本研究所に採用された場合におこなおうとする研究の主題とその目的・方法などの要旨(2000字程度)
2)選考方法と選考結果の発表
選考は、本研究所教員からなる人事委員会の審議を経たうえで、協議員会で決定します。
選考結果は、当該個人に関する結果だけを応募者にお知らせいたします。
3)採用予定
2015(平成27)年4月ごろ
4) 男女共同参画
京都大学は男女共同参画を推進しています。
本研究所は進化系統研究部門、社会生態研究部門、行動神経研究部門、分子生理研究部門の4部門(10分野)、人類進化モデル研究センター、国際共同先端研究センター、ならびに寄附研究部門「チンパンジー(林原)研究部門」、寄附研究部門「ワイルドライフサイエンス(名古屋鉄道)研究部門」、ヒト科3種比較研究プロジェクト、長期野外研究プロジェクトで構成されている全国共同利用・共同研究拠点です。大学院教育は、理学研究科生物科学専攻霊長類学・野生動物系としておこなっています。霊長類研究所についてのその他の情報は研究所のホームページ(http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/)でも見ることができます。
本件についての問い合わせ先:本研究所内 松沢哲郎(matsuzawa.tetsuro.8w@kyoto-u.ac.jp)TEL:
0568−63−0547
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