2012(平成24)年8月10日
各研究教育機関 御中
京都大学霊長類研究所長
平井啓久
思考言語分野特定助教(特別推進研究)の公募について
下記により、本研究所の思考言語分野特定助教(特別推進研究)
2名を公募いたします。貴機関の関係者ならびにお心当たりの方に周知下さるようお願いいたします。
思考言語分野では、文部科学省科学研究費補助金特別推進研究「知識と技術の世代間伝播の霊長類的基盤」において、ヒトとそれ以外の霊長類の比較研究をおこなっています。1名は、赴任地は犬山の霊長類研究所です。チンパンジーの次世代繁殖に従事しつつ子どもの発達と祖父母の社会的役割についての研究に従事していただきます。もう1名は、赴任地は熊本の野生動物研究センター・熊本サンクチュアリです。チンパンジーとボノボの動物福祉・環境エンリンリッチメント研究に従事していただきます。任期は、採用時から事業終了の平成29年3月末日までです。京都大学霊長類研究所の教員で構成され研究所の運営に関わる協議員会に加わることなく研究に専念することとなります。なお、犬山か熊本の赴任地、どちらかにしか応募できません。希望する赴任地を明記してください。
記
1)応募の方法
次の書類をそろえ、2012(平成24)年10月5日(金曜日)まで(必着)
〒484−8506愛知県犬山市官林41-2
京都大学霊長類研究所長 平井啓久
宛にお送りください。
封筒に「思考言語分野特定助教(特別推進研究)人事(犬山か熊本)」と朱書して下さい。
応募に必要な書類(各3部、コピーでも可)
1.履歴書
2.特記すべき学会活動歴、外部資金(科研費等)の受領歴
3.研究論文の目録(印刷中、投稿中の論文を加える場合は、現在の状況を示す編集者からの手紙または電子メールのコピーを添えてください。)と別刷
4.研究論文以外の印刷公表物の目録と主な著作物の別刷
5.これまでにおこなってきた研究内容の要旨(2000字程度)
6.本研究所(犬山か熊本)に採用された場合におこなおうとする研究の主題とその目的・方法などの要旨
(2000字程度)
2)選考方法と選考結果の発表
選考は、本研究所教員からなる人事委員会の審議を経たうえで、協議員会で決定します。
選考結果は、当該個人に関する結果だけを応募者にお知らせいたします。
3)採用予定
2013(平成25)年1月ごろ
4) 男女共同参画
京都大学は男女共同参画を推進しています。多数の女性研究者の積極的な応募を期待します。
本研究所は進化系統研究部門、社会生態研究部門、行動神経研究部門、分子生理研究部門の4部門(10分野)、人類進化モデル研究センター、国際共同先端研究センターで構成されている共同利用・共同研究拠点です。大学院教育は、理学研究科生物科学専攻霊長類学・野生動物系としておこなっています。霊長類研究所についてのその他の情報は研究所のホームページ(http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/)でも見ることができます。
本件についての問い合わせ先:
本研究所内 松沢哲郎()TEL:
0568−63−0547
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