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開催日：平成２３年７月３０日（土）・３１日（日）　
時間：１０：００～１７：００
場所：京都大学霊長類研究所（愛知県犬山市）

定員：６０人

受講料：７，２００円

申込み方法：下記をご覧ください

申込期限：２０１１年６月１７日（金）

講義

高井 正成「サルの来た道」

マイケル ハフマン「霊長類の薬膳料理：予防と治療の世界」

林 美里「チンパンジーのこころとその発達」

岡本 宗裕「サルの寄生虫とヒトの寄生虫：共進化と宿主転換」

実習

形態「骨学・化石実習」（毛利俊雄）
霊長類の骨格について、骨や模型にさわりながら学習します。ヒトの骨とサルの骨と、どこが似ていて、どこが違うのか、実際に自分の目でくらべて確かめてみましょう。また、化石の模型を見ながら、ヒトやサルの進化について解説します。

心理「チンパンジー観察」（林　美里）
霊長類研究所に暮らすチンパンジーたちの様子を見学していただきます。また、彼らが日々おこなっているコンピュータ実験（数字系列の記憶課題など）を実際に体験していただきます。

生態「ニホンザル行動観察実習」（渡邊邦夫）
霊長類研究所の放飼場で飼育されているサル（ニホンザル、アカゲザル）を対象に、社会行動や遊びなど、みなさんの興味あるテーマについて、実際に行動を観察して調べてみましょう。

遺伝「遺伝子分析実習」（川本　芳）
個体の遺伝子の違いを調べる分析方法を体験していただきます。野外と実験室を結びつけ、ゲノムに記された情報を霊長類学のフィールドサイエンスに利用する研究の一端を紹介します。遺伝子研究が野生霊長類の生態、進化、保全を考えるのに役立つことを理解していただける実習内容にしたいと思います。

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