大学院「霊長類学・野生動物系」に開設される英語コース
国際霊長類学・野生動物コースについて
概要:霊長類研究所と野生動物研究センターの2部局は協力して、「霊長類学・野生動物系」の名のもとに、理学研究科・生物科学専攻として大学院教育を推進しています。このたび、英語コース「国際霊長類学・野生動物コース」を開設することになりました。平成21年から準備をはじめて、22年度中に試行し、23年度当初に正式に開設予定です。これは、英語で授業をおこない、英語で博士学位を取得するコースです。大学院生は、従来どおり既存の分科のいずれかに属しますが、英語コースを志望すると既存の授業に加えて英語による授業課目が別途用意されます。英語コースの運営は、平成21年度に新設された霊長類研究所の付属研究施設「国際共同先端研究センター(CICASP)」が担当します。志望資格は、外国籍の者あるいはそれと同等の理由のある日本国籍の者です。日本で、霊長類学や野生動物の研究をしたいという方は、ぜひ応募を検討してください。英語に堪能な外国人ならびに日本人の教職員がお手伝いをします。また、霊長類学・野生動物系の大学院生には、ITP-HOPEその他の事業によって、海外研修や海外調査をする機会が数多く用意されています。選抜方法については、追って周知いたします。詳細については、当面、指導教員となるスタッフにお問い合わせください。
英語コース名:国際霊長類学・野生動物コース
International course for Primatology and Wildlife Research
目的:先進国の中で日本だけがサルの住む国だという特徴を活かして、霊長類学の発展と保全のための人材を育成する。
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