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京都大学霊長類研究所 > 年報のページ > Vol.46  > Ⅴ. 広報活動


Ⅴ. 広報活動

霊長類研究所では、広報委員会が下記の広報行事を行って研究所の活動を所外の方々に紹介している。また、リーフレット・ホームページを通じても広報活動を行い、一般の方からの霊長類についての質問や、マスコミ取材の問い合わせにも随時対応している。

1. 公開講座

犬山公開講座「サルを学びヒトを知る」
2015年7月25日(土)、26日(日)に霊長類研究所で開催した。参加者は34名であった。4つの講義(田中洋之「ミトコンドリアDNAマーカーを使ったマカクの系統地理学」、マイケル・ハフマン「サルの食事と薬:霊長類の自己治療行動の世界」、宮地重弘「考える脳・行動する脳」、大石高生「早老症のニホンザル、シワコ」)と、4つの実習(形態「骨で見るサルとヒト」: 西村剛、生態「世界のサルを知る-観察実習」: マイケル・ハフマン、心理「チンパンジー観察」: 友永雅己・林美里・服部裕子、生化学「霊長類のホルモン測定」: 木下こづえ)を実施した。

2. 第25回市民公開日
 2015年10月25日(日) に霊長類研究所で開催した。参加者は77名であった。古市剛史の講演「類人猿にみる平和共存のメカニズム」と所内見学を行った。

3. オープンキャンパス・大学院ガイダンス
 大学の学部学生を主な対象として、大学院ガイダンスを兼ねた2015年度のオープンキャンパスを、2016年2月16日、17日に開催した。16日は、霊長類研究所の11分科の教員による講演、所内見学、大学院入試の説明、および大学院生・研究員も参加した懇談会を行った。17日は、それぞれの参加者が希望する二つの分科の研究室を訪問し、各分科の教員と懇談した。参加者は16日が52名、27日が29名であった。
(文責:広報委員長)