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京都大学霊長類研究所 > 年報のページ > Vol.45  > Ⅴ. 広報活動


Ⅴ. 広報活動

 霊長類研究所では、広報委員会が下記の広報行事を行って研究所の活動を所外の方々に紹介している。また、リーフレット・ホームページを通じても広報活動を行い、一般の方からの霊長類についての質問や、マスコミ取材の問い合わせにも随時対応している。

1. 公開講座

犬山公開講座「サルを考える」

2014年7月26日(土)、27日(日)に霊長類研究所で開催した。参加者は61名だった。4つの講義(友永雅己「チンパンジーのこころの世界をさぐる」、明里宏文「エイズウイルスの霊長類への適応戦略」、高井正成「ギガントピテクス‐絶滅した巨大類人猿の謎‐」、半谷吾郎「日本と熱帯雨林の霊長類の暮らしを比較する」)と、4つの実習(心理「チンパンジー観察」: 林美里・服部裕子、生態「ニホンザル観察実習」: 半谷吾郎、遺伝「iPS細胞を染色する」: 今村公紀、形態「骨学・化石実習」: 毛利俊雄)を実施した。

2. 第24回市民公開日

 2014年10月26日(日) に霊長類研究所で開催した。参加者は67名だった。高田昌彦の講演「霊長類の『運動する脳』」と所内見学を行った。

3. オープンキャンパス・大学院ガイダンス

 大学の学部学生を主な対象として、大学院ガイダンスを兼ねた2014年度のオープンキャンパスを、2015年2月17日、18日に開催した。17日は、霊長類研究所にある10分科の教員による講演と、大学院生・研究員も参加した懇談会を行った。18日は、全員揃って所内見学をしたあと、それぞれの参加者が希望する二つの分科の研究室を訪問し、各分科の教員と懇談した。参加者は23名だった。

 (文責:香田啓貴)