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京都大学霊長類研究所 > 年報のページ > 2012年度・目次 > 研究活動

京都大学霊長類研究所 年報

Vol.42 2011年度の活動

Ⅲ. 研究活動

 

2. 交流協定

 

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3. 学位取得者と論文題目

京都大学博士(理学)

澤田晶子(課程):Digestion and feeding ecology of Japanese macaques (ニホンザルにおける消化と採食生態)

鴻池菜保(課程):霊長類のリズム情報処理メカニズムの解明

山梨裕美(課程):Welfare assessment of captive chimpanzees:Integrating behavioral and physiological measures (チンパンジ
ーにおける動物福祉評価:行動学的指標と生理学的指標の統合)

西岡佑一郎(課程):The mammalian fauna and paleoenvironmental change in the late Neogene Irrawaddy sediments of
central Myanmar (ミヤンマー中部の新生代後半イラワジ層における哺乳類相と古環境変化)

Paula Ann Pebsworth (論文):An investigation of geophagic and ranging behavior of chacma baboons (Papio hamadryas
ursinus) living in a human-modified habitat (人手の加わった地域に棲息しているチャクマヒヒ(Papio hamadryas
ursinus)の土食行動と遊動に関する研究)

京都大学修士(理学)

植田 想:チンパンジーにおける「盲視」

奥田泰弘:アデノ随伴ウイルスベクターを用いた霊長類神経系への遺伝子導入

櫻庭陽子:運動機能障害をもつチンパンジーにおける認知課題を利用したリハビリテーションとその評価

Israt JAHAN:西シロマユテナガザルの細胞遺伝学的研究:逆位と核小体形成部位の重複変異

田中美都:自閉症の児童がもつ模倣の困難に対する支援方法の検討

德山奈帆子:餌付けニホンザル個体群における、転嫁攻撃の機能的意義

濵田飛鳥:周年結実性のアコウ果実の一年を通した利用パターンはヤクシマザルと鳥で異なる

原 暢:トランスポゾンの増幅を伴ったゲノムの再編成

韓 昭晶:メスチンパンジーの社会行動の柔軟性に関する研究

柳 興鎭:ボノボのメスのライフヒストリーと発情状態が社会行動におよぼす影響に関する研究

 

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4. 外国人研究員

招へい外国人学者・外国人共同研究者

CD Dahl(ドイツ連邦共和国、マックスプランク生物サイバネティクス研究所・研究員)
(2010.10.1~2012.9.30)
受入教員:友永雅己
研究題目:霊長類における顔認知および社会的認知に関する比較認知科学的研究

JR Flanders(英国、ブリストル大学・博士研究員)
(2012.5.12~2012.12.11)
受入教員:古市剛史
研究題目:森林コウモリに関する離合集散行動と社会的複雑性を解明する統合的アプローチ

H Bouchet(フランス共和国、セント・アンドルーズ大学・博士研究員)
(2012.8.20~2014.8.19)
受入教員:正高信男
研究題目:野生ニホンザルの同種内―異種間コミュニケーションの様相に関する比較認知科学的研究

WI Sellers(英国、マンチェスター大学・上級講師)
(2012.9.3~2012.10.2)
受入教員:平崎鋭矢
研究題目:霊長類ロコモーションの仮想進化モデルの構築

ME Kret(オランダ王国、アムステルダム大学・博士研究員)
(2012.11.26~2013.1.7)
受入教員:友永雅己
研究題目:情動表出と認知の多様性に関する比較認知科学的研究

CFE Watson(京都大学霊長類研究所・研究員(特別教育研究))
(2012.11.30~2013.11.29)
受入教員:松沢哲郎
研究題目:霊長類における任意慣習と意思疎通ジェスチャーの文化的伝達



 

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5. 日本人研究員・研修員

日本学術振興会特別研究員(PD)

柴崎全弘(2011.4.1~2014.3.31)受入教員:正高信男
研究題目:ヒトの不安障害のメカニズム解明に向けた動物モデルの構築

伊藤 毅(2012.4.1~2013.3.31)受入教員:高井正成
研究題目:霊長類における頭骨形態の気候環境適応

鴻池菜保(2012.10.1~2012.10.31)受入教員:宮地重弘
研究題目:霊長類のリズム制御における神経メカニズムの解明



非常勤研究員

松井 淳(2012.4.1~2013.3.31)人類進化モデル研究センター
研究題目:霊長類に感染症を引き起こす病原体の解明と遺伝子診断法の開発

服部裕子(2012.4.1~2013.3.31)思考言語分野
研究題目:社会的認知の基盤としての同調行動に関する比較認知研究

岸田拓士(2012.4.1~2013.3.31) 遺伝子情報分野
研究題目:霊長類嗅覚受容体機能解析プロジェクト

 

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6. 研究集会

所内談話会

第 1 回:2012 年 4 月 18 日(水)
寺井 洋平(東京工業大学)
「種分化の共通の機構: ヴィクトリア湖産シクリッドにおける視覚の適応が引き起こす種分化」

第 2 回:2012 年 5 月 22 日(火)
Ryo Ito(京都大学霊長類研究所・認知学習分野)
「Eavesdropping on heterospecific alarm calls by non-social nor non-vocal lizards」

第 3 回:2012 年 5 月 28 日(月)
岸田 拓士(京都大学霊長類研究所・遺伝子情報分野)
「イルカやクジラのにおい認識」

第 4 回:2012 年 10 月 9 日(火)
後藤 幸織(京都大学霊長類研究所・認知学習分野)
「脳の中の過去と未来:統合失調症との関連について」

第 5 回:2012 年 11 月 12 日(月)
Lisa Jones-Engel (University of Washington)
「Synanthropy and Disease Risk: Human-Primate Interface in Asia」

第 6 回:2012 年 12 月 7 日(金)
Crickette Sanz (Washington University)
「Chimpanzee Technology in Changing Ecological and Social Contexts」
Frans de Waal (Emory University)
「A multilayered view of mammalian empathy and prosociality」
高橋 英彦(京都大学大学院・医学研究科・脳病態生理学講座・精神医学教室)
「情動的意思決定の分子イメージング:精神疾患の意思決定障害の治療に向けて」

(文責:早川敏之)


 

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7. 2012年 霊長類学総合ゼミナール

The Interdisciplinary Seminar on Primatology 2012

日時:2012 年 12 月 17 日
会場:京都大学霊長類研究所本棟大会議室
発表:件(口頭 16 件、ポスター9 件)

霊長類学総合ゼミナールは、TA・RA を中心とした大学院生が企画し、大学院生や所内研究員の研究交流を促進することを目的として開催されている。また、本ゼミナールは、霊長類学系の正式なカリキュラムの一つとして認められている。院生や若手研究者を中心とした研究発表に加え、M1とD1の研究計画発表を行った。また、昨年度
のシンポジウムのテーマが「フィールドワークの紹介」であったことを受けて、今年度は「ラボワークの紹介」をテーマとしてシンポジウムを企画した。

<口頭発表 1・自由演題>

1) 小川 詩乃(認知学習分野・大学院生)
Characteristics of reading and writing difficulties in Japanese Children with Learning Disabilities

2) Y Kim(思考言語分野・大学院生)
Orangutans are not motivated to benefit others in a choice paradigm

3) 鈴木南美(遺伝子情報分野・大学院生)
Short-time expansion of PTC non-taster type in Japanese macaques

4) Claire Watson (国際共同先端研究センター・研究員)
The effect of neighbour calls on marmoset behavior

5) 湯本孝和(生態保全分野・教授)
The history of human-nature relationship in the Japanese Archipelago

6) AJJ MacIntosh(国際共同先端研究センター・研究員)
Bio-Logging for fractal patterns in penguin behavior: diving into the world of bio-complexity
ペンギン行動のフラクタルパターンのバイオロギング:生物複雑性の世界へのダイビング

 

<口頭発表 2・研究計画>

1) 寺田佐恵子(社会生態部門・大学院生)
Impact of vegetation heterogeneity on the ranging and distribution pattern of the Great Apes in African tropical forests

2) 寺田祥子(ゲノム多様性分野・M1)
Estimate a genealogical connection among 4 genera of gibbon with repeat sequences

3) 金侑璃(高次脳機能分野・M1)
Estimate a genealogical connection among 4 genera of gibbon with repeat sequences

4) 酒田穂波(高次脳機能分野・M1)
Circuitry for control of emotional behavior in macaque brain

 

<口頭発表 3・シンポジウム:ラボワークの紹介>

1) 磯村朋子(認知学習分野・大学院生)
Cognitive study on children with autism spectrum disorders

2) 佐藤杏奈(認知学習分野・大学院生)
Preference for infantile physical images in nonhuman primates

3) Van Minh Nguyen (進化形態分野・大学院生)
Distribution of macaques (Macaca spp.) in Central Vietnam and Central Highlands of Vietnam

4) Porrawee pomchote(進化形態分野・大学院生)
Age change of osteometry, bone density, and osteoarthritis in macaques

5) 木村勝雄(統合脳システム・研究員)
Introduction to the research in Systems Neuroscience Section

6) Lira Yu (思考言語分野・大学院生)
Recording a pair of chimpanzees’ movement in laboratory

7) 村松明穂(思考言語分野・大学院生)
Ongoing experiment with chimps at South Play Room

 

<ポスター発表>

1) Christoph Dahl (思考言語分野・研究員)
Face perception ? implications from experiments with chimpanzees and computer simulation

2) Han Sojung (社会生態部門・M2)
Comparative study of female sociality of captive Pan species

3) 原暢(ゲノム多様性分野・M2)
Possible genomic impact of SVA retrotransposon in humans similar to that in gibbons

4) 鴻池 菜保(高次脳機能分野・研究員)
Neural substrates for maintenance of rhythm information

5) Christopher Martin (国際共同先端研究センター・研究員)
Coordinated problem solving by chimpanzees in a shared numerical sequencing task

6) 西岡裕一郎(系統発生分野・大学院生)
Plio-Pleistocene mammals of central Myanmar

7) 櫻庭陽子(思考言語分野・M2)
Rehabilitation for a disabled chimpanzee using cognitive tasks

8) 綿貫宏史朗(思考言語分野・研究員)
Changes of Captive Chimpanzee Population in Japan

9) 山梨裕美(思考言語分野・大学院生)
Assessing long-term stress from hair of captive chimpanzees: balancing social stimulation and stress

(文責:徳山奈帆子)

 

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