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京都大学霊長類研究所 > 年報のページ > 2006年度 > VI 広報活動 

京都大学霊長類研究所 年報

Vol.37 2006年度の活動

VI 広報活動

霊長類研究所では広報委員会が主体となって,オープンキャンパス(大学院ガイダンス),公開講座,市民公開などの催しを通じて研究所の活動を一般の方に紹介するよう努めている.また,研究所年報,リーフレットの作成,ホームページの公開などの広報活動も行っている.

1. オープンキャンパス:大学院ガイダンス(第4回)

大学の学部学生(2,3,4年生)をおもな対象としたオープンキャンパスを,2007年2月22日(木)~23日(金)に開催した.各分野・センター・施設の教員による講義,所内見学,各分科教員との懇談会,さらに大学院生・研究員等も参加した懇親会が行われた.参加者は37名だった.

<プログラム>

2007年2月22日(木)

松沢哲郎(所長)「開会の挨拶」

松井智子(大学院世話役副議長)「大学院入試に関するガイダンス」

講義1景山節「サル類の健康と病気」

講義2田中洋之「マカクザルコロニーの集団遺伝学的研究」

所内見学1

講義3半谷吾郎「霊長類の密度を決めるもの」

講義4室山泰之「里のサルたちについて考える-野生動

  物管理学入門-」

講義5橋本千絵「ボノボとチンパンジーの性行動について」

講義6田中正之「チンパンジーの認知発達」

各分科の教員との懇談会1(希望者のみ)

懇親会

2007年2月23日(金)

講義7正高信男「言語の起源と音楽」

講義8宮地重弘「行動決定,行動発現の脳内メカニズム」

講義9林基治「サルの脳の発達加齢を分子レベルから探る」

所内見学2

講義10今井啓雄「ポストゲノム時代の霊長類研究」

講義11毛利俊雄「ニホンザルの矢状稜」

講義12高井正成「サルの生まれた日:霊長類の起源と進化」

質疑応答(講演者全員)

各分科の教員との懇談会2(希望者のみ)

2. 公開講座(第22回)

一般の方に霊長類学を体験していただくため,毎年8月後半に公開講座を開催している.霊長類学に興味を持つさまざまな年齢と職業の受講者に,研究所教員が,それぞれの専門分野についてわかりやすく講義を行う.また,どのようにデータをとっているのか,どのような実験をしているのかを知っていただくため多様な実習を企画している.今年度は,8月24日と25日の2日間にわたり,以下の講義と実習を行った.日本全国から64名が参加した.

公開講座「サルから学ぶ」

2006年8月24日(木)~25日(金)

<プログラム>

講義:8月24日(木)会場:霊長類研究所

松沢哲朗所長「所長挨拶,説明」

室山泰之「危機に瀕している霊長類:霊長類の保全と管理」

川本芳「種をめぐる二つの話題:マカクの新種問題と外来種問題」

講義:8月25日(金)会場:霊長類研究所

大石高生「脳損傷からの機能回復:もう一度じょうずにつかめるように」

三上章允「前頭葉と記憶:思考過程で使われる記憶はどう処理される?」

実習:8月24日(木)及び25日(金)会場:霊長類研究所

下記の5科目から,1日1科目を選択して実習を行った.

「形態学」    遠藤秀紀

「心理学」    友永雅己,田中正之

「遺伝学」    田中洋之

「野外行動観察」 室山泰之

「脳科学」    三上章允

3. 市民公開(第17回)

研究所の活動をより良く理解してもらうために,犬山市の近隣市町村に在住の方々に対して研究所の施設ならびに研究内容を紹介する,市民公開日を設けている.今年度は10月29日(日)に開催し,31名の参加があった.

<プログラム>

2006年10月29日(日)

(総合案内:鈴木樹理)

松沢哲郎「所長挨拶」

講演:松林清明「ニホンザルの特性と研究への貢献」

所内見学:遠藤秀紀(資料展示室),松沢哲郎(チンパンジー),渡辺邦夫他(第4放飼場:善師野キャンパスで建設中の森林を維持した放飼場を理解してもらうために,同じデザインである第4放飼場でのニホンザル飼育状況等を説明した)

4. 東京公開講座(第5回)

2002年度より,霊長類学の研究成果を一般社会に知っていただくため,東京圏で市民向け公開講座を開催している.今年度は,9月16日(土)に,東京・台場の日本未来科学館において,京都大学霊長類研究所・東京公開講座「ラボからフィールドまで」を開催した.171名の参加があった.

<プログラム>

2006年9月16日(土)13:00-17:00

(司会:田中洋之)

松沢哲郎「所長挨拶」

松沢哲郎「人間の心の進化的基盤」

鈴木樹理「飼育下のサルの病気と健康管理」

毛利俊雄「側頭筋は咀嚼筋?」

橋本千絵「性行動から何がわかるか?ボノボ・チンパンジーの観察から?」

質疑応答

5. ホームページ

http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/index-j.html

広報委員会は情報システム整備委員会と協力して研究所ホームページを開設し,インターネットを通じても研究・教育活動の紹介を行っている.年報や自己点検評価の結果などもホームページ上で公開している.

6. 研究所見学者

2006年度の研究所見学者は以下の通りである.

9月21日 城東小学校教員2名および2年生20名

広報委員会:田中洋之(委員長),平井啓久,渡邊邦夫,三上章允,鈴木樹理,松永裕之(総務掛長)

(文責:田中洋之)

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