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京都大学霊長類研究所 > 年報のページ > 2005年度 > VIII サル所外供給(有償)事業

京都大学霊長類研究所 年報

Vol.36 2005年度の活動

VIII サル所外供給(有償)事業

従来共同利用研究の一環として行っていた「サル所外貸与」を廃止し,平成17年度より有償の「サル所外供給」を開始した.

開始に先立って,平成16年度に所外供給アドホック委員会を発足させ,申請要項ならびに申請書類等を作成した.所外供給の理念として「霊長類学研究の発展ならびにサル類に対する適切な実験利用心得(「サル類の飼育管理および使用に関する指針」)の普及の推進」を掲げた.

第1回の供給として,平成17年12月27日~平成18年1月27日の1ヶ月間,ホームページにコモンマーモセットのオス2頭,ワタボウシタマリンのオス2頭の供給個体を提示し,申請を受け付けた.その結果,コモンマーモセット2頭を希望する申請が2件あったが,委員会での協議に基づいて,1申請者に対してコモンマーモセットのオス2頭を供給することとした.

平成17年度サル所外供給委員会:平井啓久(委員長), 景山節, 友永雅己, 大石高生

(文責:平井啓久)

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