ENGLISH 京都大学
125周年
所長挨拶 概要 教員一覧 研究分野・施設 共同利用・共同研究 大型プロジェクト 教育,入試 広報,公開行事,年報 新着論文,出版 霊長類研究基金 リンク アクセス HANDBOOK FOR INTERNATIONAL RESEARCHERS Map of Inuyama
トピックス
お薦めの図書 質疑応答コーナー ボノボ チンパンジー「アイ」 行動解析用データセット 頭蓋骨画像データベース 霊長類学文献データベース サル類の飼育管理及び使用に関する指針 Study material catalogue/database 野生霊長類研究ガイドライン 霊長類ゲノムデータベース 写真アーカイヴ ビデオアーカイヴ

京都大学霊長類研究所
郵便番号484-8506
愛知県犬山市官林
TEL. 0568-63-0567(大代表)
FAX. 0568-63-0085

本ホーム・ページの内容の
無断転写を禁止します。
Copyright (c)
Primate Research Institute,
Kyoto University All rights reserved.


お問い合わせ

京都大学霊長類研究所 > 年報のページ > 2005年度 - III 研究活動 系統発生分野

京都大学霊長類研究所 年報

Vol.36 2005年度の活動

III 研究活動

系統発生分野

茂原信生(教授),相見満(助教授),高井正成(助手),本郷一美(助手)

鍔本武久(日本学術振興会特別研究員)

Thaung-Htike,鈴木智起,Zin Maung Maung Thein(大学院生)

研究概要
A) 霊長類の性選択

相見 滿

 オナガザル類では犬歯の性的二型が顕著であるといわれてきた.しかし,シロクロコロブス類では雌の犬歯が必ずしも小さいわけではない.これまで,霊長類の犬歯をめぐる性選択に関する議論は,「顕著な性的二型を示すのか,それとも雌雄同型か」という二者択一に分けておこなわれてきた.このような二者択一の議論をシロクロコロブス類に当てはめることができないようだ.これまでの議論では不十分であり,性選択に関する議論の再検討をはかっている.

B) 霊長類の周日行性起源の検討

相見満

霊長類の共通祖先は夜行性であったというのが現在,一般的な説である.しかし,哺乳類の共通の祖先は昼も夜も活動するといわれるようになってきた.そこで,霊長類について検討した.その結果,霊長類もかつては昼も夜も活動する,すなわち,周日行性だったとの仮説を提出した.マダガスカルにすむ原猿類キツネザルの現地調査をおこない,この仮説の検証につとめている.

C) スンダランドの霊長類の変遷

相見満

現在のマレー半島,スマトラ,ボルネオ,ジャワはかつて,つながっていて,スンダランドと呼ばれる一続きの陸地をなしていた.この地域は動物の種類が豊富で,コノハザルやシアマンなど特有のものがいる.これらの特有な種の分布を調査し,ゆくゆくはこの地域の動物相全体の変遷を明らかにしたい.

D) 東アジアの第三紀前半の化石霊長類の進化に関する研究

茂原信生, 高井正成, 鍔本武久

ミャンマー国中央部のポンダウン地域に広がる中期始新世末の地層を対象にして,霊長類化石の発掘を目的とした調査をおこなっている. 同地域から見つかる化石霊長類は,原始的な曲鼻猿類と真猿類の中間的な形態を示しており,真猿類の起源地と起源時期に関する論争に大きな貢献をしている.

E) 南米大陸における第三紀の化石霊長類の研究

高井正成, 茂原信生

南米大陸各地の第三紀の地層から発見された化石広鼻猿類の形態学的および系統的な解析をおこなっている.特にコロンビア国南部のラベンタ地域から発見された中期中新世の複数の化石霊長類とボリビア国中部のサジャ地域から発見された漸新世末期の化石霊長類に関して研究を行っている.

↑このページの先頭に戻る

F) ユーラシア大陸における第三紀末期のオナガザル上科霊長類の進化に関する研究

高井正成, 鍔本武久

ユーラシア大陸におけるオナガザル上科の進化プロセスを古生物学的観点から研究している.特に中央アジアで見つかっている*Parapresbytis*と西アジアで見つかっている*Paradolichopithecus*に関して形態的・系統的解析を行っている.

G) 地球規模から見た霊長類の進化プロセスに関する包括的研究

高井正成, 鍔本武久

新生代初頭(約6500万年前)から始まる霊長類の進化プロセスを,地球規模の環境変動といった観点から研究している.即ち,新生代の大陸移動・海流の変化・気候変動にともなう植生や動物相の変化が,いかにして霊長類の進化を促しその分布や形態を変化させるに至ったかという「進化プロセス」を,巨視的な観点から説明するべく研究を行っている.

H) 完新世ニホンザル骨形態の地理的変異の成立に関する研究

姉崎智子(群馬県立自然史博物館), 高井正成, 本郷一美, 茂原信生

現生のニホンザルの歯牙や骨格にみられる形態的な地理的変異の成立に関して,日本各地の考古遺跡から出土した骨資料との比較から検討した.霊長類研究所所蔵の現生野生ニホンザル標本540体,その他考古遺跡出土ニホンザル化石の上顎・下顎犬歯および臼歯,近位・遠位の両骨端が骨化・癒合した四肢骨の計測を行い追加資料の分析を行っている.

I) 東アジアにおける古第三紀の脊椎動物の進化

鍔本武久, 高井正成, Thaung Htike, Zin Maung Maung Thein,

古第三紀(6500万年前~2400万年前)の東アジア各地の脊椎動物相を解析することによって,この時代の脊椎動物の進化の実態の解明を目指している.今年度は,ミャンマーのポンダウン層(約3720万年前)の地質に関する論文,ポンダウン層から産出した食肉性哺乳類の新種記載・系統解析に関する論文,ポンダウン層から産出した鳥化石に関する論文,そしてモンゴルのエルギリンゾー層(約3500万年前)における脊椎動物化石発掘調査に関する論文を発表した.

J) 西アジアにおける偶蹄類の家畜化と牧畜技術の発達に関する研究

本郷一美

 西アジアにおける偶蹄類の家畜化の過程と牧畜経済の成立から遊牧の発生に至る変化を探るため,トルコ南東部とヨルダンで新石器時代遺跡の発掘調査を行っている.トルコ南東部のチャヨヌ遺跡(先土器新石器時代)から出土した哺乳動物骨の同定分析を進め,この地域の定住農耕村落では先土器新石器時代B期中頃から,偶蹄類のサイズや齢構成の変化が始まることを明らかにした.また,種による家畜化過程の違いを研究している.トルコ北東部山岳地帯における移牧と乳製品生産についての民族調査も行っている.

K) タイ南部の狩猟採集民による霊長類狩猟の民族考古学的研究

本郷一美

タイ南部の森林地帯に住むマニ族は最近まで吹き矢による霊長類の狩猟を行っていた.マニ族の居住跡の民族考古学的調査により収集された霊長類骨格の同定・計測をすすめている.(ドイツ・チュービンゲン大学先史学部との共同研究)

L) 日本犬の起源と移動に関する研究

茂原信生, 本郷一美, 姉崎智子(群馬県立自然史博物館)

日本犬の起源を探るために,日本各地の古代家犬,ならびに在来犬の調査を行っ た.縄文時代から江戸時代の古代家犬の写真撮影と計測,非計測的形質の調査を日本で行い,さらに,日本では観察できない現生の品種の形態調査をドイツのベルリン自然史博物 館で行った.先にまとめた日本で印刷されたイヌに関する文献調査に続いて,海外の 文献調査を行っている.

M) マカク属における歯の形態変異の研究

鈴木智起, 高井正成

化石マカクの分類や系統解析をするためにマカク属の歯冠の近遠心径および頬舌心径を計測し,歯における種間変異を分析した.

N) ミャンマー中部における中新世から更新世の陸上哺乳類相の解析

Thaung Htike,高井正成,Zin Maung Maung Thein,茂原信生

ミャンマーの新第三期哺乳類生層序の解明を目指し,中新世から更新世に生息していた哺乳類相の形態,系統と進化に関する研究を行っている.2005年8月から1ヵ月半ほど,11月から2ヶ月ほどミャンマーでフィルド調査を行い,中部中新統と上部中新統の2ケ所に化石発掘調査と地質調査を行った.2005年度調査で中期中新世の化石新産地を見つかり,イノシシの新種を含めてミャンマーからまだ発見されていない哺乳類化石をいくつか記載できた.研究成果として2005年7月の古生物学会年会.9月の地質学会と2006年2月の古生物学会例会で発見したイノシシ化石の記載,系統と進化について発表した.

O) (a) Rhinocerotidae (Mammalia, Perissodactyla) from the Neogene of Myanmar (b) Hipparion (Perissodactyla, equidae) from the Miocene sediments of Myanmar

Zin Maung Maung Thein,高井正成,茂原信生

My research focuses on the mammalian fauna from the Neogene terrestrial sediments exposed in central Myanmar especially Perissodactyla. (a) Phylogeny, evolution, migration and palaeoecology of the genus Rhinoceros (b) Dispersion of Hipparions in Myanmar and neighboring regions, their phylogeny and palaeoenviroment.

↑このページの先頭に戻る

研究業績
原著論文
  1. Egi, N., Holroyd, P., Tsubamoto, T., Aung Naing Soe., Takai, M., Ciochon R.L. (2005) Proviverrine hyaenodontids (Creodonta: Mammalia) from the Eocene of Myanmar and a phylogenetic analysis of the proviverrines from the Para-Tethys area. Journal of Systematic Palaeontology 3(4): 337-358.
  2. Fooden, J., Aimi, M. (2005) Systematic review of Japanese macaques, *Macaca fuscata* (Gray, 1870). Fieldiana Zoology 104: 1-200.
  3. Hongo, H., Meadow, R.H., O¨ksu¨z, B., Ilgezdi, G. (2005) Sheep and Goat Remains from Cayo¨nu¨ Tepesi, Southeastern Anatolia. H. Buitenhuis, A.M. Choyke, L. Martin, L. Bartosiewicz and M. Mashkour (eds.), Archaeozoology of the Near East VI: 113-124.
  4. Hongo, H. (2005) Transition from the Bronze Age to the Iron Age in Central Anatolia: A view from faunal remains from Kaman-Kaleho¨yu¨k. The Anatolian Archaeological Studies XIII: 121-131.
  5. Matsui, A., Ishiguro, N., Hongo, H., Minagawa, M. (2005) Wild pig? Or domesticated boar? Archaeological view of the domestication of *Sus scrofa*. . Vigne, J.-D. (ed.) New Methods and the First Steps of Mammal Domestication.Oxford : 148-159.
  6. Maung Maung, Thaung Htike., Tsubamoto, T., Suzuki, H., Chit Sein., Egi, N., Zaw Win., Zin Maung Maung Thein., Aye Ko Aung. (2005) Stratigraphy of the primate-bearing beds of the Eocene Pondaung Formation at Paukkaung area, Myanmar. Anthropological Science 113: 11-15.
  7. Nishimura, T., Takai, M., Tsubamoto, T., Egi, N., Shigehara, N. (2005) Variation in maxillary sinus anatomy among platyrrhine monkeys. Journal of Human Evolution, 49: 370-389.
  8. Takai, M., Chit Sein., Tsubamoto, T., Egi, N., Maung Maung., Shigehara, N. (2005) A new eosimiid from the latest middle Eocene in Pondaung, central Myanmar. . Anthropological Science 113: 17-25.
  9. Thaung Htike, Tsubamoto, T., Takai, M., Natori, M., Egi, N., Maung Maung., Chit-Sein. (2005) A revision of Tetraconodon (Mammalia, Artiodactyla, Suidae) from the Miocene of Myanmar and description of a new species. Paleontological Research 9(3): 243-253.
  10. Stidham, T.A., Holroyd, P., Gunnell, G., Ciochon, R., Tsubamoto, T., Egi, N., Takai, M. (2005) An ibis-like bird (Aves: cf. Threskiornithidae) from the late middle Eocene of Myanmar. . Contributions from the Museum of Paleontology, University of Michigan 31(7): 179-184.
  11. 鍔本武久 (2005) 原始哺乳類のあご. Clinical Calcium 15(6): 135-138.
  12. 鍔本武久, 渡部真人, 鈴木茂, ヒシグジャウ=ツォクトバートル (2006) モンゴルの上部始新統Ergilin Dzo層から産出する脊椎動物化石群. 地質学雑誌 112(3): 5-6.

↑このページの先頭に戻る

総説
  1. 高井正成 (2005) マカクとヒヒ:ユーラシア大陸におけるオナガザル亜科の進化プロセスに関する考察. 霊長類研究 21 (2): 121-138.
書評
  1. 本郷一美 (2005) 松井章著「環境考古学への招待-発掘からわかる食・トイレ・戦争-」岩波新書. 「エコソフィア」 15: 121.
  2. 高井正成  (2005) 書評『ゴリラ』(山極寿一著、東京大学出版会). 化石 78: 90.
その他雑誌
  1. Takai, M., Huffman, M., Shigehara, N. (2005) Introduction to the proceedings of the symposium "Asian paleoprimatology: Evolution of the Tertiary Primates in Asia". Anthropological Science 113: 1-2.

↑このページの先頭に戻る

学会発表等
  1. Egi, N., Tsubamoto, T., Takai, M., Holroyd, P. (2005) Creodonts from the Middle Eocene Pondaung Formation (Myanmar) and its paleobiogeographical significances. 65th Annual meeting, Society of Vertebrate Paleontology (Oct. 2005, Mesa, Arizona, ) Society of Vertebrate Paleontology 25(3(supplememt)): 53A.
  2. Hongo, H. (2005) Animal Exploitation and the Process of Ungulate Domestication in Southeastern Anatolia. . International Symposium Neolithic Archaeology in the Khabur Valley, Upper Mesopotamia and Beyond (Jul. 2005, Tokyo, ).
  3. Kalmykov, N., Maschenko, E., Takai, M., Taru, H., Hasegava, Y., Koizumi, A., Ivamoto, M. (2005) Zoogeography of colobine monkeys (Mammalia, Colobinae) and Pliocene mammalian fauna of central Aia. Tomsk Conferrence (Nov. 2005, Tomsk, Russia).
  4. Nishimura, T., Takai, M., Tsubamoto, T., Egi, N., Shigehara, N. (2005) Variation in the three-dimensional anatomy of the maxillary sinus among platyrrhine monkeys. Annual meeting of American Association of Physical Association (Apr. 2005, Milwaukee, Wisconsin, U.S.A.) American Journal of Physical Anthropology supplement 40: 158.
  5. Suzuki, H., Maung Maung., Zaw Win., Tsubamoto, T., Zin Maung Maung Thein., Takai, M., Egi, N., Shigehara, N. (2006) Horizons and mode of occurrence of the vertebrate fossils from the Upper Member of the Eocene Pondaung Formation in the Paukkaung area, central Myanmar. 日本古生物学会第155回例会 (Feb. 2006, 京都) 講演予稿集 : 24.
  6. Thaung Htike, Tsubamoto, T., Chit-Sein., Takai, M., Egi, N., Zin Maung Maung Thein. (2005) Tetraconodontine suids from the lower part of Irrawaddy Formation, Myanmar. 日本地質学会第112年学術大会 (Sep. 2005, 京都, ) 講演要旨 : 284.
  7. Thaung Htike, Tsubamoto, T., Chit Sein., Takai, M., Egi, N., Zin Maung Maung Thein., Shigehara, N. (2006) New interpretation on two large forms of Tetraconodon (Artiodactyla, Suidae) from the upper Miocene of Myanmar. 日本古生物学会第155回例会 (Feb. 2006, 京都) 講演予稿集 : 21.
  8. Zin Maung Maung Thein, Thaung Htike., Tsubamoto, T., Takai, M., Egi, N. (2006) Early Pleistocene Javan Rhinoceros (Rhinoceros sondaicus) from the upper part of the Irrawaddy Formation, Myanmar. 日本古生物学会第155回例会 (Feb. 2006, 京都, ) 講演予稿集 : 94.
  9. 相見満 (2005) 霊長類の共通祖先は夜行性だったか? 第21回日本霊長類学会大会 (2005年7月, 倉敷市) 霊長類研究 21(Suppl.): 5-12.
  10. 江木直子, 鍔本武久, 高井正成, P. Holroyd. (2005) ミャンマー中期始新世ポンダウン哺乳類相のヒエノドン科肉歯類. 日本古生物学会2005年年会 (2005年7月, 東京) 講演予稿集 : 125.
  11. 江木直子, 高井正成, Soe Thura Tun., 鍔本武久, 茂原信生, 西村剛 (2006) 体肢骨は哺乳類の系統位置推定に有用か?--始新世アジアのアンフィピテクス科霊長類の例. 日本古生物学会第155回例会 (2006年2月, 京都) 講演予稿集 : 98.
  12. 本郷一美 (2005) 偶蹄類の家畜化過程の解明:西アジアにおける動物考古学研究. 第59回日本人類学会大会 骨考古学分科会シンポジウム「骨考古学からみたドメスティケーション」 (2005年月, 横浜).
  13. 三枝春生, 鍔本武久, 田中里志 (2005) 神戸層群産哺乳類化石の追加標本.p. 151.(2005年9月18-20日,京都). 日本地質学会第112年学術大会 (2005年9月, 京都) 講演要旨 : 151.
  14. 高井正成, E. マシェンコ., 樽創, 小泉明裕, 岩本光雄, 長谷川善和, 鍔本武久 (2005) シベリアおよびモンゴルの後期鮮新世の地層から見つかっているコロブス類化石について. 第21回日本霊長類学会大会 (2005年7月, 倉敷) 霊長類研究 21 (Suppl.): 5-13.
  15. 高井正成, 鍔本武久, Thaung Htike., Zin Maung Maung Thein., 茂原信生, 江木直子 (2005) 南アジアを中心とした古第三紀の霊長類の進化プロセスについて. 日本地質学会第112年学術大会 (2005年9月, 京都) 講演要旨 : 151.
  16. 高井正成, 鈴木智起, 姉崎智子(群馬自然史博) (2006) マカクの進化:ユーラシアの西と東. 日本古生物学会第155回例会 (2006年2月, 京都) 日本古生物学会講演予稿集 : 18.
  17. 高井正成, 江木直子, 鍔本武久, 茂原信生 (2006) ミャンマーにおける第三紀哺乳類化石の発掘調査. 日本古生物学会第155回例会 (2006年2月, 京都) 講演予稿集 : 102.
  18. 鍔本武久, 江木直子, 高井正成 (2005) 中部始新統ポンダウン層(ミャンマー)の有蹄哺乳動物相. 日本古生物学会2005年年会 (2005年7月, 東京) 講演予稿集 : 126.
  19. 鍔本武久, 渡部真人, 鈴木茂, ヒシグジャウ=ツォクトバートル (2005) モンゴルに分布する上部始新統Ergilin Dzo層の脊椎動物化石発掘調査の予備報告. 日本地質学会第112年学術大会 (2005年9月, 京都) 講演要旨 : 284.
  20. 鍔本武久, ジンマウンマウンテイン, タウンタイ, 高井正成, 江木直子, チットセイン, マウンマウン (2006) ミャンマーのイラワジ層上部(更新統)から産出したカリコテリウム科とマメジカ科の哺乳類化石. 日本古生物学会第155回例会 (2006年2月, 京都) 講演予稿集 : 96.
  21. 渡部真人, 鍔本武久, ツォクトバートル, K. (2006) モンゴルで初めて発見されたジュラ紀後期のトリチロドンタ(単弓類ユウキノドンチア). 日本古生物学会第155回例会 (2006年2月, 京都) 講演予稿集 : 28.

↑このページの先頭に戻る

その他
  1. 相見満 (2005) ニホンオオカミはなぜ消えたのか. 日本の動物はいつどこからきたのか-動物地理学の挑戦 岩波科学ライブラリー(109): 87-93.
  2. 松沢哲郎, 相見滿, 山極寿一 (2005) ニホンザル学小事典. 「スノーモンキー」 : 147-153.
  3. 本郷一美, 南真木人 (2005) ヤイラで過ごすトルコの夏. 季刊民族学 113: 3-25.
  4. 本郷一美 (2005) 吹き矢でサルを狩る. (霊長研フォーラム32). 「広報犬山」 969: 14.
  5. 高井正成 (2005) 「ジュニア版NHKスペシャル 地球大進化:46億年・人類の旅, 第5巻:大陸大分裂」(監修). 17-64.
  6. 高井正成 (2006) 人類の起源と進化. imidas 2006 : 846-847.

↑このページの先頭に戻る

このページの問い合わせ先:京都大学霊長類研究所 自己点検評価委員会