チンパンジー(およびボノボ)、ゴリラ、オランウータンの3属4種に分類される大型類人猿は、現存するものとしてはヒトに最も近縁な生き物です。かれらは、CITES(サイティース、通称ワシントン条約)において、「絶滅の危機に瀕した種」として分類されています。ヒトはどのような進化をとげたのかを理解するうえで、これら大型類人猿の研究はきわめて重要です。大型類人猿に関心を持つ方々にご参集いただき、その研究・飼育・自然保護の現状と将来について考える集いを企画しました。どなたでも参加できます。入場は無料です。
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入場無料!(どなたでもおいでいただけます)
当日、会場において大型類人猿およびその他の動物関係の著作を多数展示・割引販売いたします。
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本会は「アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い(Support for African/Asian Great Apes)」と称します。略称は、頭文字をとってSAGA(サガ)です。サガは、英語では、「たくさんのエピソードから成る長い物語」を意味します。チンパンジーについては、1986年に、アメリカ・シカゴ科学院に世界中から結集したチンパンジー研究者が、「チンパンジーの自然保護と飼育のための委員会(略称CCCC)」を組織しました。SAGAは、その精神を受け継ぎ、チンパンジーだけでなくより広く大型類人猿全体を包括し、より広汎な人々を対象にした集いです。
主催:SAGA(アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い)
共催:京都大学霊長類研究所共同利用研究会
京都大学霊長類研究所COE研究拠点形成プログラム国際シンポジウム