京都大学霊長類研究所 > 2008年度 シンポジウム・研究会 > 東南アジア熱帯林の霊長類の野外研究・トップページ | 最終更新日:2009年2月 3日 |
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現在、マレーシア・サバ州で、複数の研究チームによる、霊長類や大型哺乳類の野外調査が進行中です。これまで、これらの研究はとくに相互に連携もなく、個別に行われてきましたが、その成果が出つつある現在、一度お互いの状況を把握し、相互の交流を深める必要が生じています。また、この地域とその周辺には、キナバル山とランビルという、京都大学生態学研究センターを中心として維持されてきた、世界的にも著名な生態学の長期調査地がありますが、これまで霊長類学者との連携はほとんど行われてきませんでした。しかし、最近これらの研究チームも、生物多様性保全の観点から、霊長類を含む大型動物の重要性に着目し、その調査を開始しました。今は、さまざまな研究チームが、相互に連携を強めていく、絶好の機会だと言えます。本研究会では、霊長類研究の流動分野が取り組んできたテナガザルの研究プロジェクトや、マレーシア・サバ大学の熱帯生物学・保全研究所に新設されたボルネオ霊長類研究センターの活動も含め、関係する研究者が一堂に会し、それぞれの調査地の成果を紹介し、国内外を含めた、将来の比較・共同研究に発展する機会を作っていきたいと考えています。
本研究会では、すべての講演を英語で行います。
研究会世話人:半谷吾郎、香田啓貴、平井啓久、古市剛史 (京大・霊長類研究所)
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