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事業報告事業番号:21-009 ペンシルバニア大学における行動学的ゲーム理論研究 報告者:クリストファー フリン マーティン 期間:2009/08/05 - 2010/01/08 私の博士研究の最たる目的はチンパンジーの社会認知と効果的な相互作用に関するものである。行動学的ゲーム理論研究の方法論をより知る為、アメリカを訪問した。そのゲーム理論はこの課題を研究する価値ある手段として人間対人間で証明されている。博士研究の為、私は人間対チンパンジーで成功したものと同じ方法論を応用することにした。 私はサンディエゴで開催された霊長類学者アメリカ協会の第32回ミーティングに参加し、ペアのチンパンジーの共同見本合わせ課題と表題されたポスタープレゼンテーションを行った。行動学的ゲーム理論研究実現の為に博士研究計画の一環として、David Dillenberger教授が講義を行っているペンシルベニア大学経済分野で授業に参加し、効果的推理のテーマを良く知る機会を得た。カリフォルニアテクロノジー研究所では、Colin Camerer教授のゲーム理論の研究室を訪問し、ペアのチンパンジーの二次元的なタッチパネル実験についてプレゼンテーションを行った。イェール大学では、Daeyeol Lee教授の神経経済の研究室とLaurie Santos教授の比較認知研究室を訪れ、チンパンジーの社会学習における私の博士研究について口頭プレゼンテーションを行った。ペンシルベニア大学での授業、カリフォルニアテクロノジー研究所とイェール大学のゲーム理論研究室への訪問はチンパンジー間の行動学的ゲーム理論における博士研究を続ける為に価値あるものとなった。私は霊長類研究所のチンパンジーで実験するゲーム理論の計画を立て、それを実現する為にITP-HOPEプロジェクトで得たスキルを用いるつもりである。
HOPE Project<> |