平成18年度 京都大学霊長類研究所共同利用研究会
第15回ニホンザルの現況研究会

「野生ニホンザル:この10年間の変化と今後への課題」

                  日時:平成18(2006)年9月2日(土)−3日(日)
                  場所:京都大学霊長類研究所大会議室

プログラム
<9月2日(土)13:30〜17:30>
1.白神山地における人‐サル問題の解決に必要な視点とは何か?
                〜内発的発展、合意形成、リスク管理〜
             江成広斗(東京農工大)

2.GISを利用した野生動物の潜在分布や拡散経路の推定
     −本当はどんな分布を示すのか?どう分布を広げるはずか?
 三谷雅純(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所/人と自然の博物館 生態研究部門)

3.中国地方における最近の動向
 林勝治(広島県立大)

4.高崎山における人工餌獲得量の順位格差について
 栗田博之(大分市)

5.石川県のニホンザルの保護管理
 林哲(白山自然保護センター)

 懇親会

<9月3日(日)9:00〜12:00>

6.下北半島のサル:初めての駆除と今後の課題
 松岡史郎(ニホンザル・フィールド・ステーション)

7.宮城県のニホンザルの現状と保護管理への取り組み
 宇野壮春(宮城のサル調査会)

8.富山県のニホンザル保護管理問題と現在の課題
 赤座久明(富山県立雄峰高校)

9.野生ニホンザルの個体群コントロールはどうあるべきか?
 渡邊邦夫(京大霊長研)

 総合討論(13:00-15:00)

世話人:渡邊邦夫、マイク・ハフマン、川本芳、毛利俊雄
連絡先:〒484-8506 愛知県犬山市官林 京都大学霊長類研究所
  電話 0568-63-0582、0583 Fax 0568-62-9575
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