パン属の毛づくろい 平成12(2000)年3月9日(木)−10日(金) 京都大学霊長類研究所
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/// 平成11年度共同利用研究会 |
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シンポジウム・研究会開催案内 |
毛づくろいは、霊長類の健康維持に欠かせないだけでなく、社会関係の維持や取引という重要な機能をもっていると考えられています。最近は、毛づくろい行動の発展としての言語起源論まで出現しました。しかし、霊長類には毛づくろいをよくする者から、ほとんどしない者までその重要度は種によってまちまちなようです。また、同時に相互を毛づくろいする種から、一方的にしか毛づくろいしない種まで、毛づくろいのパターンもまちまちです。種内でも地域によって、同じ地域でも季節的に、毛づくろいの頻度は大きな違いがあります。こういった相違は、どうして起こるのでしょうか。チンパンジーとビリヤ(ボノボ)だけでなく、さまざまな種の毛づくろい行動の比較を試みたいと思います。
3月9日(木) 13:30-18:00
3月10日(金) 08:45-12:30
デイスカッサント:
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【世話人】 西田 利貞・加納 隆至・上原 重男 【問い合わせ】 〒484-8506 犬山市官林 京都大学霊長類研究所 TEL: 0568-63-0537 E-mail: uehara@pri.kyoto-u.ac.jp(上原 重男) |