プログラム (詳細ファイル: シンポジウム 自主ラウンドテーブル ポスター発表)
5/7(土) |
5/8(日) |
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8:30 | 受付 | 8:30 | 受付 |
9:30 | シンポジウム1 | 9:30 | シンポジウム2 |
“Baby Science for the Next Decade” |
「赤ちゃん・赤ちゃん家庭支援:発達初期の支援を考える」 |
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12:00 | 理事会 | 12:00 | 評議員会 |
13:00 | 自主ラウンドテーブル | 13:00 | 総会 |
5件実施 | 13:30 | 公開シンポジウム | |
15:30 | ポスター発表 | 「子育ての多様性を訪ねて─ チンパンジーからヒト、そして人間へ─」 |
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16:00 | 閉会 | ||
18:00 | 懇親会 |
シンポジウム1 (2011 年 5 月 7 日(土) 9:30〜12:00 大講義室 1101)
“Baby Science for the Next Decade”
日本赤ちゃん学会は、昨年、第10回大会として一つの区切りを迎えた。21世紀の幕開けとともに産声を上げた当学会も「幼年期の終わり」を過ぎ、次の10年に向けて歩み始めている。この10年を牽引するのは次代の若手研究者たちである。そこで、本シンポジウムでは、日本の赤ちゃん学の次代を担う5名の研究者に、今後10年の展望をそれぞれの立場から自由に発言していただくことを企図した。
オーガナイザー: 友永雅己(京都大学霊長類研究所)
発表者: 乙部貴幸(仁愛女子短大)、 長井志江(大阪大学)、 林 美里(京都大学)、 皆川泰代(慶応義塾大学)、森口佑介(上越教育大)
自主ラウンドテーブル (2011 年 5 月 7 日(土) 13:00〜15:30)
RT-1(講義室2107)
「赤ちゃんと音楽−保育の場と研究成果を つなぐもの−」
企画者:志村 洋子(埼玉大学・赤ちゃん学会音楽部会)
RT-2(講義室2108)
「『視線』から近づく赤ちゃん学」
企画者:加藤 正晴(同志社大学心理学部赤ちゃん学研究センター)
RT-3(講義室2208)
「コミュニケーションとしての模倣−乳幼児と自閉症児における鏡像模倣、相互模倣の意味」
企画者:別府 哲(岐阜大学教育学部)
RT-4(講義室2209)
「遊びの進化的,発達的起源と未来像」
企画者:高橋 英之(玉川大学)
RT-5(講義室2210)
「発達を支える親と子のバランス」
企画者:石原 尚(大阪大学大学院工学研究科、日本学術振興会特別研究員)
ポスター発表 (2011 年 5 月 7 日(土) 15:30〜18:00 グローリアホール 2201*土足禁止*)
在席責任時間は、奇数番号が15:30〜16:45、偶数番号が16:45〜18:00です。
ポスターは、幅90cm、高さ180cm以内で作成してください。貼り付け用の画鋲は会場に用意します。ポスターは5月7日(土)・8日(日)の両日掲示してください。撤去は5月8日(日)の13:00までに撤去してください。残っているポスターについては、大会事務局で撤去し、処分いたします。
懇親会 (2011 年 5 月 7 日(土) 18:00〜 )
愛知県犬山市で人気の「Le Petit Verdot プチ ヴェルドー」のおいしい料理を用意してお待ちしています!
当日参加も大歓迎ですので、皆様ぜひご参加ください。
シンポジウム2 (2011 年 5 月 8 日(日) 9:30〜12:00 大講義室 1101)
「
赤ちゃん・赤ちゃん家庭支援:発達初期の支援を考える
」
「赤ちゃんを中心とした赤ちゃん学」という日本赤ちゃん学会のテーマは、赤ちゃんやその家族を支える上でも非常に重要な視点である。また、赤ちゃんを総合的に捉え、多職種の連携のもと多面的にサポートすることは必要不可欠である。そこで、本シンポジウムでは、発達初期の子ども、つまり赤ちゃんの支援やその家族の支援に携わってきた4名をスピーカーとし、研究・臨床・行政の立場から実際の取り組みや今後の構想など自由に発言していただく。赤ちゃんやその家庭を支えるための社会資源の充実を目指し、今後の赤ちゃん支援、赤ちゃん家庭支援の在り方について考える場としたい。
オーガナイザー: 水野友有 (中部学院大学)
発表者: 中川 信子(子どもの発達支援を考えるSTの会、一般社団法人サポート狛江)、 林 陽子(中部学院大学子ども学部、子ども家庭センター)、 広瀬 明美(各務原市健康福祉部子育て支援課)、 別府 哲 (岐阜大学教育学部)
公開シンポジウム (2011 年 5 月 8 日(日)13:30〜16:00 大講義室 1101)
「
子育ての多様性を訪ねて─チンパンジーからヒト、そして人間へ─
」
わが子を育てる、それはわたしたち人間のみならず、この地球に生きる多くの生き物にとってだいじな営みです。私たちの子育ても、ある部分は進化の隣人であるチンパンジーやサルと共通の基盤を持っています。その一方で、ヒトの子育ては、社会・歴史・文化といった時空間の中で、驚くべき多様性を育んできました。この公開シンポジウムでは、霊長類からヒト、そして生物学的なヒトから社会・歴史・文化的存在としての人へいたる「子育ての多様性」の旅に、皆さんを誘いたいと思います。
講演者:
松沢哲郎 (京都大学霊長類研究所) 「チンパンジーとボノボから見たヒトの子育て」
根ヶ山光一 (早稲田大学人間科学部) 「サルとヒトの子育てをつなぐ:<子別れ>の観点から」
小長谷有紀 (国立民族学博物館民族社会研究部) 「ヒトの子育てにみる多様性」
総合ディスカッション