事業報告

事業番号:19-055-1

チンパンジーの行動の文化的変異についての研究グループのワークショップに参加し、データの交換、分析、および討論を行う。

報告者:古市 剛史

期間:2007/10/12 - 2007/10/16

CCCP2と名付けられたこの研究グループでは、チンパンジーの長期的研究の行われている14の調査地から代表者が集まり、それぞれの地域のチンパンジーの行動レパートリーに関するデータを持ち寄って、行動の文化的変異を見いだすための分析と討論を行っている。今回のワークショップは、これまでの一連の会合の総まとめを行って論文として出版するためのきわめて重要な会議であり、カリンズ森林保護区の調査地の代表として出席する必要があった。

10月12日:今回のワークショップの到達目標と作業の進め方についての討論を行った。
10月13日〜14日:これまでの議論に基づいて新たに整理された行動リストを元に、各調査地の行動レパートリーのデータを提出し、地域による変異の有無とその要因について討論を行った。
10月15日:これまでのワークショップで得られた結果をどういう形で取りまとめ、出版するかについて、議論をおこなった。

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