事業報告

事業番号:19-039

第37回北米神経科学会参加とポスター発表

報告者:桧垣 小百合

期間:2007/11/03 - 2007/11/09


米国サンディエゴにて開催された第37回北米神経科学会大会に2007年11月3日から7日まで参加した。ポスター発表では第一著者として「閉経にともなう老齢ニホンザルの海馬体および嗅内野におけるERβ発現変化」というタイトルでマカクサル特有の閉経に着目し、老齢ラットでの先行研究との相違点などを述べた。近年、活発となっている性ステロイドと脳機能のかかわりについて、げっ歯類からサルやヒトを対象とする研究者までデータをもとに有益な情報交換ができた。特に行動および組織レベルからサル前頭前野へのエストロゲン作用を精力的に調べているHof博士との議論は貴重な体験となった。東京ドームを上回る広さの会場に約35000人が会して発信される神経科学の最先端研究を肌で感じた5日間だった。


Presentation for Dr. Hof

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