事業報告

事業番号:19-029

アジア野生動物医学学術集会参加ならびに台北動物園で共同研究

報告者:清水 慶子

期間:2007/08/29 - 2007/09/05

2007年8月30日〜31日に台北市にある台湾大学で開催されたJoint Meeting of Asian society of Veterinary Pathology (ASVP) and The 2nd Asian conservation Medicine/ Wildlife Pathology Workshop (ASZWM) では、私は実行委員として本ワークショップを企画、組織しており、初日に行われたセッション”Wildlife Management –Pest Animal Control”では座長を務める必要があり、参加を要請されていた。また、これまで毎年おこなってきたアジアにおけるセンザンコウの保護グループでの共同研究打ち合わせのために台北に渡航する必要があった。

台湾大学で開催されたJoint Meeting of Asian society of Veterinary Pathology and The 2nd Asian conservation Medicine/ Wildlife Pathology Workshopに実行委員として参加した。セッション”Wildlife Management –Pest Animal Control”を企画し、当日は座長を務めた。このセッションでは、アジア各国からニホンザル、タイワンザル、イノシシ、その他の小動物による農作物被害の現状とその対策についての報告がなされた。さらに”Fertility control in nonhuman primates” というタイトルで研究発表を行った。ついで台北動物園にて近年絶滅が危惧されているセンザンコウの保護・繁殖のための会議に参加し、今後の共同研究の打ち合わせを行った。


学会会場の台湾大学構内


ガスを用いたセンザンコウの麻酔(台北動物園)

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