事業報告事業番号:19-008 南インドの野生霊長類の野外調査と研究連絡 報告者:マイケル・A・ハフマン 期間:2007/09/23 - 2007/10/09 本派遣の主な目的は、南インドに生息する霊長類5種やその生息環境を観察することと、現地の共同研究者らとの研究打ち合わせを行うことである。私の指導の元にスリランカで野生霊長類の研究をしている霊長研の大学院生であるチャマリ・ナハラゲさん(D3)がこの調査に同行し、日本―インドースリランカ間の研究交流を発展させた。9月23の夜、バンガロールに到着し、24日はNational Institute of Advanced Studies (NIAS)にて、Prof. Sinha, Dr. Radhakrishnaとの研究連絡や情報収集を行った。9月25日〜10月5日の間に南インド野生霊長類の野外観察を行った。詳しくは、25―26日 Bandipur 国立公園、Karnataka州へ移動し、ボネットモンキー、ハヌマンラングルールを見ることができた。9月27日〜9月29日Sharavathi 野生動物保護地区、Tamil Nadhu州において、ハヌマンラングルール、ボネットモンキー、シシオザル、ローリスの観察、9月29〜30日Mysoreの近辺に生息するボネットモンキーの観察、10月1日〜10月3日Anamalais保護地区、Tamil Nadhu州へ移動し、ハヌマンラングルール、ボネットモンキー、シシオザルの観察を行った。10月4日 Mysore市にもどり、Mysore大学心理学部のProf. Mewa Singh研究所を訪問した。10月5日〜7日バンガロール市に戻り、NIAS, National Center for Biological Sciences (NCBS) 研究打ち合わせをした。
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