事業報告

事業番号18-008

第36回北米神経科学学会への参加

報告者:託見 健

期間:2006年10月13日 〜 2006年10月20日

毎年アメリカ合衆国で開催される北米神経科学学会は、アメリカ国内のみならず、世界各国から3万人を超える神経科学者が参加する大規模な学術会議であり、この会議で公表される神経科学分野における最新の研究成果を知ること、また会議に参加している研究者との討論、意見交換は現在進行中の研究を進展させる上で非常に有益である。

アトランタで開催された北米神経科学学会に参加し、派遣研究者の研究テーマである「思春期の発来」、「シナプス入力の発達変化」に関連する研究成果についての情報を収集するとともに、関連分野の研究者との議論、交流を図った。特に、シナプスを形態学的に同定、計数するための画像解析手法について、また近年思春期の発来に重要であることが明らかとなった受容体GPR54とそのリガンドであるメタスチンの内分泌中枢での作用についての最新の知見を広めることができた。


会場となったGeorgia World Congress Center

 


ポスター会場

 

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