主催:山極寿一(京都大学)ほか
<山極寿一(京都大学)、レシェック カルチュマルスキー
Leszek Karczmarski (テキサスA&M大学)、粕谷俊雄
Toshio Kasuya (帝京科学大学)>
後援:HOPE
詳細:http://ecol.zool.kyoto-u.ac.jp/~chaka/DPSE/kyoto-j.htm
主催者から:この夏、札幌で第9回国際哺乳類学会大会(IMC9)が開催されます。これ
に合わせて、長年の懸案であった鯨類と霊長類の比較シンポジウムを開催することとなりました。
双方の分類群を対象にして、これまで似たような興味のもとに、同じような研究が行われてきました。にもかかわらず、海と陸という棲息環境の性格からほとんど研究者間の対話は行われておりません。そこで、IMC9の直前に、京都において、両者の対話の時間を十分に考慮し、互いの研究を紹介しあい、類似したテーマについて討論し合う場を設けます。この討論を踏まえ、その後行われるIMC9において、短い時間内での効率よい討論を行いたいと考えております。ぜひ、多くの方々にご参加いただき、将来の研究テーマや研究協力に関する、実のある討論をしていただきたいと思います。京都カンファレンスへの参加費は無料です。こちらには、ポスター発表の場も設けられますので、ぜひ発表してください。申し込みは事務局の方までお願いいたします。
京都カンファレンスは、京都大学の21世紀COEプログラムの一つである"生物多様性研究の統合のための拠点形成"プログラムの一部として組織されています。
この21世紀COEプロジェクトは、新しい分子生物学と京都大学の伝統的なフィールドワーク研究を統合することによって世界トップレベルの研究を促進すること、「生物多様性研究」の学術的基盤を構築すること、そしてマクロ、ミクロ生物学を統合した形での大学教育を提供すること、を目的としています。京都カンファレンスの中で、一つのセッションにつきましては、HOPE
プロジェクト"人間の進化の霊長類的起源(Primate
Origins of Human Evolution)"として組織されています。
HOPEプロジェクトは進化の隣人としての類人猿や霊長類を対象とした共同研究や若い研究者の交流を促進し、また、国際的なワークショップやシンポジウムを開催することを目的としています。
Hope project:
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