HOPE事業公募のお知らせ(平成17年度)
京都大学霊長類研究所HOPE事業推進委員会
HOPE事業は、独立行政法人日本学術振興会の先端研究拠点事業の第1号として、京都大学霊長類研究所とドイツのマックスプランク進化人類学研究所が共同して実施する事業で、平成16年2月1日に発足しました。HOPEは「人間の進化の霊長類的起源」という研究題目の英文のアナグラムです。本事業は、下記の要領で、平成17年度の事業計画を公募します。今回の公募は、先端研究拠点形成の一環として、とくに若手研究者の自発的研究活動の支援を目的とするものです。ふるってご応募ください。なお、HOPE事業の詳細は京都大学霊長類研究所のホームページであらかじめご確認ください。
ホームページURL: http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/hope/
【趣旨】
先端研究拠点事業「人間の進化の霊長類的起源」の主旨に沿った、すぐれた事業計画を有する若手研究者の育成・支援を目的とするものです。事業計画は、平成17年度(ただし平成18年1月31日まで)に実施予定の、マックスプランク進化人類学研究所あるいはその他のドイツの学術研究機関となんらかのかたちで関連したもので、以下の3つのいずれかのカテゴリーがあります。1)共同研究(海外研究拠点の育成を含む)、2)若手交流(国際集会への参加発表など)、3)国際集会の日本での開催。各カテゴリーの詳しい内容は、ホームページの事業計画をごらんください。
【申請資格】
1.京都大学霊長類研究所に所属する研究者
2.HOPE事業の協力研究者(研究者名はホームページ参照)、及びそれらのもとで研究に従事している者。
なお申請資格者が採択されたばあいには、研究成果の公表など採択に付随して要請される義務を忠実に履行する必要があります。
【採択】
所定の様式でHOPE事業計画調書(旅行計画書を含む)を提出してください。それに基づき、HOPE事業推進委員会が審査の上、日独のコーチェアが採択します。
【研究費の額、採択数など】
1.事業の申請件数は、カテゴリーごとに申請者1人につき1件とします。
2.採択事業数ならびに事業補助金に上限を設けませんが、事業総額自体が平成17年度は1,600万円程度で、旅費のみの申請であることをご留意ください。また審査の結果、申請総額の全額が補助されるとは限りません。
3.
単年度ごとに公募し採択します。したがって平成15年度あるいは平成16年度に採択された者も、平成17年度に再度申請することができます。そのばあいは、前年度までの成果を踏まえて計画調書を書いてください。
4.緊急の企画については、年度途中でも随時受け付けています。HOPE事業推進委員会あてにご連絡ください。
【事業活動結果報告等】
1.事業活動の公募に採択された者は、本事業遂行に必要な研究活動をおこない、終了後1か月以内に、所定の研究活動結果報告書をコーチェア宛に提出する義務があります。詳細は採択時に別途通知します。
2.採択された事業活動の成果を必ず印刷公表してください。その際には、本事業の助成を受けたことを(英文で"supported
by JSPS core-to-core program HOPE"、あるいは和文で「独立行政法人日本学術振興会先端研究拠点事業HOPEによる」)と明記してください。
【申請期限等】
申請期限:平成17年1月末日 午後4時(本研究所研究助成掛必着)。
提出書類:「HOPE事業計画調書(平成17年度)」、所定の様式があります。
(ここからワードのファイルがダウンロードできます。右クリックでダウンロードして保存してください。)
提出方法:電子メイルに上記のワード文書添付とする。
宛先は、京都大学霊長類研究所・研究助成掛:kyodo@pri.kyoto-u.ac.jp
採択・非採択の結果は、申請者あてに追って通知します(平成17年3月末の予定)。なお、HOPE事業に関するお問い合わせは、上記の研究助成掛あるいは、直接、HOPE事業推進委員会()あてにご連絡ください。
|